小児科は、皮膚科医ではありませんが皮膚外用薬を処方する機会が多いです。
それは、食物アレルギーや喘息、アレルギー性鼻炎など様々な疾患に対して、皮膚の状態をよくすることで治療につながるからです。
1. 保湿・皮膚ケア
まずは、保湿についてのお話です。
外来には、すでに皮膚状態が悪くなってからくる患者さんが多いですが、その前に保湿剤を使用したり皮膚を清潔に保つことで、皮膚状態の悪化を防ぐことができます。自宅で可能なケアもあるが、皮膚の治療が終わった後に再発をふせぐという点からも重要です。

保湿剤の種類と使い方
・また、代表的な保湿剤の種類と使い方についてまとめます。
・外用薬を処方する時、どのくらいの量を処方すれば、何日間使用できるのか、おおよその目安です

・外用薬の塗布量についての目安、FTUについてはマルホさんのHPが参考になります。

maruho square リスクマネジメント:FTU(Finger Tip Unit)使用状況から見える使用率の実態 | | マルホ 医療関係者向けサイト
マネジメント、医療制度、地域医療連携などをテーマに、保険薬局や薬剤師の先生方の取り組みをご紹介しています。同コンテンツは季刊誌「maruho square」より、テーマ別に記事を抜粋して掲載しています。
ステロイド外用薬
・次のテーマです。先ほどは保湿と皮膚ケアの話ですが、すでに起きてしまった炎症を防ぐには、抗炎症薬(ステロイド)が重要となります。
ステロイド外用薬の種類

プロアクティブ療法について
・また、ステロイド外用薬を使用する際には、いつまで塗り続けるかの指導も重要です。
・一見皮膚がきれいになっても、実は皮膚の深層で炎症が持続している場合もあります。
・きれいになった後も持続して外用薬を塗り続けることで、繰り返し乾燥がひどくならないようにケアしましょう。そのための塗り方が、以下のプロアクティブ療法です。

アトピー性皮膚炎
・小児の皮膚疾患として多数を占める、アトピー性皮膚炎についてお話しします。
アトピー性皮膚炎:総論

ステロイド外用薬以外の選択肢
・アトピー性皮膚炎には、ステロイド以外にも以下の治療法があります。

以上で今回のテーマ終了です。ゆるっとですがお疲れ様です。


コメント