発達 | ゆるっと小児科医ブログ

発達

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発達

【小児科医Blog:発達】言語・運動・社会性の発達について〜月齢・年齢目安〜

・小児の発達は個人差が大きい所ではありますが、大体の目安として、月齢・年齢毎に下記のような基準がありますので、ご参考にしてください。生後2ヶ月・喃語の出現・あやし笑いあり(視覚認知による)生後3−4ヶ月・頚定 (4ヶ月ごろの緊張性頚反射の消...
内分泌代謝

【小児科医blog:成長・発達, 内分泌】小児の低身長, 成長ホルモン分泌不全性低身長症(Growth Hormone Deficiency in children)について

Introduction「かかりつけ医で身長の記録をつけてもらっているのですが、成長曲線が基準より低いみたいで...。検査をしてもらうように言われて受診しました。」今回は、上記のような理由で受診される、小児の低身長についてまとめます。身長が...
発達

【1歳半健診の最新ガイド】小児科医が解説する発達チェックと早期発見のポイント

1歳半健診とは何か・1歳半健診(正式名称:1歳6か月児健康診査)は、「母子保健法」に基づき市区町村が実施を義務づけている法定健診です。・この健診は、1歳6か月前後の子どもを対象に、身体的・精神的な発達状態を総合的に確認し、発達障害や身体疾患...
発達

【小児科医blog:発達,言語, 健診】乳児健診:ことばの遅れについて

総論・1歳6ヶ月健診や、3歳健診で相談を受けたり、医療者側から指摘されるケースもある「言葉の遅れ」ですが、背景にはどんな原因があるのでしょうか。・まず器質的疾患を確認し、それで問題ない場合は経過観察として定期的にかかりつけ小児科でフォローア...
発達

【小児科医blog:神経, けいれん, てんかん】後期乳児期(生後3-12ヶ月)のけいれん発作

総論・乳児期は発達上の変化がめざましく、けいれんが起きやすくなる年齢である。・脳が未熟であるため、発作は年長児に比べ非典型的である。・乳児期の主なてんかんには、難治性ではWest症候群、Dravet症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)、他...
新生児

【小児科blog:神経, 新生児】神経管閉鎖不全(二分脊椎, 脊髄髄膜瘤)について

神経管閉鎖不全とは?・胎生3-8週の神経管形成時期に脊椎や脊髄の形成が障害されることにより生じる病態。・脊椎の構成要素である椎弓や椎体の形成不全により、脊椎管が開放した状態を二分脊椎という。・二分脊椎の状態で症状が出現している、または症状が...
小児

【小児科医blog:神経, 薬剤, 成人期移行】抗てんかん薬の内服治療について

今回は抗てんかん薬についてのまとめです。てんかん自体については、以前の記事でまとめてます。治療のポイント・2回以上の発作で治療を開始し、発作型分類を念頭に、症候群診断、長期的予後を推定し、副作用、患児の年齢と性別、併存症に配慮した薬剤選択を...
発達

乳幼児の発達目安のついて

今回は、乳幼児の発達目安についてです。〜3, 4ヶ月児粗大運動;首が座る言語・社会性:あやし笑い〜6ヶ月粗大運動:寝返り微細運動:小さいものを持つ、棒状のものを掴む、両手に持てる言語・社会性:喃語〜7, 8ヶ月粗大運動:座位言語・社会性:人...
内分泌代謝

成長障害について

今回は、外来でもよく目にする低身長について。1. 診断に必要な検査血液検査・CBC(血算)・一般生科学:肝機能、腎機能、電解質、ALP・栄養状態:プレアルブミン、亜鉛・血液ガス・乳酸、ピルビン酸内分泌検査・IGF-1・甲状腺機能・性ホルモン...
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