医師国家試験の攻略本
2月8・9日の第114回医師国家試験からしばらく経ったので、私がお世話になった本を紹介します。
それがこの1冊!
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まるで大学受験の赤本かのような、鮮やかな赤!!
受験生の気持ちを奮い立たせる表紙が目印の「国試のトリセツ」です。
著者紹介
民谷 健太郎(たみや けんたろう) 先生
現在も臨床医として救急の現場で働いていらっしゃる先生です。
医学教育にも力を入れておられて、この本はメールマガジン「医師国家試験の取扱説明書」を基にして作られています。
どんな人におすすめ?
・これから国試の勉強を始める医学部4・5年生
とにかく、これから医師国家試験の勉強を始めようという医学生にはオススメです。
国試の勉強は、資格試験の問題である以上、過去問が存在し、それを勉強することが合格への1番の近道です。
対策教材などは色々ありますが、何はともより過去問がすべて。過去問こそ正義なのです。
そこで、何周も過去問を勉強することになるのですが、ここで問題となるのが、
過去問の問題文と解答を覚えてしまうこと
なのです。
つい、一度見た問題は反射で解いてしまいがちなのですが、これがやっかいなのです。
そこで大事なのが、民谷先生の推奨する、この解き方、
医師国家試験の取扱7大原則
#1 医師国家試験の過去問を大切に取り扱う
#2 診断ツールを自在に操る
#3 臨床実地問題の本文は前から後ろへ順に読む
#4 本文→画像→設問││大きな壁││→選択肢の順を遵守する
#5 文字は全てに目を通す
#6 迷ったら主訴と設問に着眼する
#7 精度と速度とのバランスを調節して演習する
このルールを遵守するだけで、本文を読み飛ばすということが、かなり減少します。
実際、私は本文後ろにある特異度のある所見をみたら、解答選択肢のキーワードにすぐに飛びついてしまっていたのですが、この7大原則を知ってからは実際の臨床現場に即したように、すぐに行える検査の順に臨床文を見ることができるようになったと思います。
特異度の高い検査は、結果が出るまでに時間がかかります。
臨床では、まずは感度の高い検査を先に行なうことになります。
特異度の高い検査は除外診断には適しますが、まずは感度の高い検査でスクリーニングをして、鑑別疾患を考えることからスタートです。
国試勉強はとても長い期間であり、精神的に疲れてしまう勉強レースですが、この7大原則に従って、臨床を思い浮かべながら勉強することで、飽きずに勉強を続けられたのだと思います。
民谷先生に感謝です!


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