成長の評価
体重
・おおむね、1日20 gぐらいずつ増えていれば問題なし。しかし、授乳の様子や時間などは確認の必要性あり。30-40 (g/日)くらい体重増加あると安心。
・赤ちゃんは、生まれた時の体重からある程度減ってから体重が増えてくる。これを「生理的体重減少」といいます。大体、5~10%の体重減少があると言われます。日齢4頃から体重は戻り始め、生後2-3週までに出生時体重に戻ります。
・よって、出生時体重というよりも、最低体重から1ヶ月健診での体重から増加量を求めることが重要
身長
・平らな表面に児を仰臥位に寝かせて、測定板に対して頭をしっかり保持する。
・膝を優しく押さえて、足を伸ばす。
胸囲
・乳頭の高さで測定する。
・生後6ヶ月までの間は、頭囲の方が2cmほど胸囲より大きいのが一般的。
・生後6ヶ月から2歳までは頭囲と胸囲がほぼ等しくなる
・成長に伴い、2歳以降は胸囲の方が大きくなる
頭囲
・外後頭隆起と前頭結節(前頭の突出した部分)を通る径を測定します。
・頭囲が体重や身長と比べて著しくバランスの悪い場合や、年齢相当の値から95%値タイル以上、または5%タイル未満の場合は原因検索する。
・小頭症は子宮内での発育遅延や骨縫合の早期癒合、頭蓋骨早期癒合症などが原因の場合もあり
・巨頭症は体と比べてアンバランスであり、頭蓋内圧亢進を示す可能性がある。超音波検査ができるのであれば、水頭症を確認する。
・大泉門の大きさの評価も大事。大きさは1〜3cmが一般的で正常範囲内。大泉門が3cm以上、もしくは縫合が著名に拡大 or 完全に閉鎖している場合は精査が必要。
腹部
・肝臓が肋骨弓下に1〜2cm触知するのは正常。
神経学的評価
粗大運動
・起きている時は、仰向けで手足をよく動かします
・正常の引き起こし反射では、頭を背屈して上肢は伸展し、下肢はそのままの状態です。しかし、筋トーヌスの低下がある場合、頭が極端に背屈したり、肘関節が完全に伸展したりします。逆に筋トーヌスが亢進している場合、体が棒のように立ってしまいます。
・またモロー反射(生後3〜4か月まで見られるのが正常)が見られない、左右対称ではない場合(片方の神経麻痺の可能性あり)もフォローが必要。
確認すべき項目
・音、光への反応があるか
・固視はあるか:人の顔や明るい光に対して固視することがない場合、先天性白内障や網膜芽腫などの眼疾患、中枢神経疾患や発達遅滞などの可能性もあり。
・四肢を元気に動かすのか
・原始反射、引き起こし反射、把握反射の確認
………など
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