こんにちは!日々の子育て、本当にお疲れ様です。小児科医として、そして育児情報を発信するブロガーとして、今日もお父さん・お母さんの役に立つ情報をお届けします。
子どもが転んで擦りむいた時、絆創膏は魔法のアイテムですよね。
「痛いの痛いの、飛んでいけ!」と貼ってあげると、ケロッと泣き止むことも多いものです。
しかし、傷が治りかけた数日後…「最大の試練」がやってきます。
そう、絆創膏を剥がす時です。
皮膚が引っ張られたり、産毛が巻き込まれたりして、「痛い!剥がさないで!」と大泣きされ、途方に暮れた経験はありませんか?
無理やり剥がして、子どもの柔らかい肌が赤くなってしまった…と心を痛める親御さんも少なくありません。
そこで今回は、小児科医もおすすめする「ベビーオイルを使って、絆創膏を無痛でスルッと剥がす魔法の裏技」を詳しく解説します!
なぜベビーオイルで痛くなくなるの?
絆創膏の粘着面には、皮膚にしっかり密着するための「粘着剤」が使われています。この粘着剤は、油分と混ざると溶けて粘着力が弱まる性質を持っています。
ベビーオイルを浸透させることで、皮膚と絆創膏の間の接着剤がフワッと浮き上がり、肌を引っ張ることなく「スルッ」と剥がすことができるのです。
実践!ベビーオイルを使った魔法の剥がし方
用意するものは、ご家庭にある「ベビーオイル」と「綿棒(またはコットン)」の2つだけです。
手順
- 綿棒にオイルをたっぷり含ませる :綿棒の先にベビーオイルをひたひたになるくらい、たっぷりと染み込ませます。
- 絆創膏の「端」にオイルを塗る :絆創膏と皮膚の境目(フチの部分)をなぞるように、綿棒でオイルを優しく塗っていきます。
- 「1〜2分」待つ :塗ってすぐに剥がしてはいけません。オイルが粘着剤にしっかり浸透して溶かすまで、1〜2分ほど待ちましょう。この時、「スルッと取れるおまじないの時間だよ〜」と声かけをしてあげると、子どもも安心します。
- 皮膚に沿って「水平に」ゆっくり剥がす :端が浮いてきたら、真上に向かって引っ張るのではなく、皮膚と平行になるように(折り返すように)ゆっくりと剥がしていきます。途中で引っかかる感覚があれば、無理せず再度オイルを綿棒で足してください。
小児科医からのワンポイントアドバイス
下記の豆知識を知っておくと、さらに役にたちますよ!
ベビーオイルがない場合は?
ご家庭にあるオリーブオイルやワセリン、保湿クリームなどでも代用可能です。油分が含まれているものであれば、同じように粘着剤を弱める効果が期待できます。
剥がした後のスキンケア
オイルや溶けた粘着剤が肌に残っていると、かぶれの原因になることがあります。剥がした後は、ぬるま湯と石鹸で優しく洗い流し、清潔なタオルでポンポンと拭き取ってあげてください。
🚨注意点
傷口がまだ塞がっておらず、ジュクジュクしている深い傷や出血を伴う傷の場合は、傷口にオイルが入り込むのを防ぐため、この方法は控えてください。
その場合は、お風呂の中でシャワーのぬるま湯を当てながら、ふやかして少しずつ剥がすのが安全です。
最後に
いかがでしたか?この医学的にも理にかなった裏技を知っていれば、絆創膏を剥がす時間は「恐怖の時間」から「ちょっとした手品の時間」に変わります。
ぜひ次回の絆創膏交換のタイミングで試してみてくださいね。


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