以前、血尿の分類ごとの原因についてまとめました。今回は血尿が認められた際の対応についてまとまめていきます。
まず、血尿診断ガイドライン2023では、以下のようなフローチャートが対応として示されています。

まずは
紹介基準1:蛋白尿合併、肉眼的血尿、低補体血症、高血圧、腎機能障害
・・に該当するかを確認。その基準に満たない場合、尿検査で赤血球・白血球尿、尿中β2-MGを調べます。もしくは、エコーでSFUgrade3以上の水腎症があるか、サイズの異常な小ささや左右差はないか、結石所見や腎臓・尿管の異常初見はないか、膀胱壁の肥厚や不整・尿管拡張はないかを確認します。
もし上記のような基準を満たす場合、小児腎臓病専門施設への紹介を行うことになります。
対応
・血尿のみが持続し、低補体血症、腎機能障害、高血圧の合併がない場合は「無症候性血尿」として経過観察を継続する。
・血尿単独陽性が慢性糸球体腎炎や急速進行性糸球体腎炎の発症初期をみている可能性を考慮し、最初の1年は3ヶ月ごとに検尿を行う。以降は年に1-2回の継続したフォローを行い蛋白尿が出現するようであれば腎生検も考慮される。
小児腎臓病専門・診療施設紹介基準
・腎生検など考慮される場合は、以前のブログ記事にまとめてあります↓




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