ステイブル・マイクロバブルテスト(SMT)について | ゆるっと小児科医ブログ
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ステイブル・マイクロバブルテスト(SMT)について

新生児

ステイブル・マイクロバブルテスト(SMT)とは

・一言で言うと、SMTにより肺サーファクタント活性を調べ、RDSの診断や発症の予測をすることができる。

・羊水や胃液(嚥下羊水を含む)に混入した肺サーファクタントの活性を測定することにより、十分な肺サーファクタントが分泌されているかを知ることができる。

準備するもの

・パスツールピペット

・ピペット用スポイト

・スライドグラス

・カバーグラス

・対物顕微鏡

検査方法・手順

・カバーグラス上で、採取した検体(羊水または胃液)滴下し、パスツールピペットを用いて強く攪拌(6秒間に20回)。

・スライドグラスの上で4分間静置した後、顕微鏡(10×10倍)で1㎟あたりの直径15μm未満の安定小泡をカウントする。

診断

・肺サーファクタントが存在しないと、マイクロバブル(直径15μm以下の小泡沫)が安定して存在できないことを利用した検査。

・マイクロバブルの数が羊水で5個/㎟未満または胃液で10個/㎟未満であればほぼ確実にRDSを発症する(特異度が高い)

マイクロバブルの判定法

安定小泡数(/㎟)判定
0zero
1very weak
2-10weak
11-20medium
>20strong

RDS発症の予測判定

zero/very weak

・羊水ではRDSの危険性が極めて高い

・胃液でもRDSの危険性が極めて高い

weak

・羊水ではRDSの危険性あり

・胃液ではRDSの危険性が極めて高い

medium

・羊水ではRDSの危険性あり

・胃液でもRDSの危険性あり

strong

・RDSの発症は少ない

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