【小児科blog:感染症, 免疫・膠原病】溶連菌感染症後関節炎(PSRA)について | ゆるっと小児科医ブログ
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【小児科blog:感染症, 免疫・膠原病】溶連菌感染症後関節炎(PSRA)について

感染症

総論

・A群溶連菌咽頭炎後の関節炎で、リウマチ熱の診断基準(Jones Criteria)に合致しないような症例をPost streptococcal reactive arthritis(PSRA)と呼ぶ。

・リウマチ熱(rheumatic fever: RF)との鑑別が重要。以下にリウマチ熱との鑑別をまとめていく。

・PSRA患者も弁疾患を来すことがあり、1-2年はフォローアップが必要となる。

年齢

・好発年齢は8-14歳と21-37歳の二峰性。

・RFは5-15歳に後発し、12歳がピークである。

咽頭炎発症からの期間

・7-10日間ほど。

・RFでは10-28日とPSRAより経過が長い。

関節炎の特徴

・PSRAでは移動性関節炎が少なく、33%ほど。

・対して、RFは移動性関節炎が多く79%ほど。

血液検査

・PSRAではCRPは低め。

・RFではCRP高め(10.7mg/dLほど)、赤沈も亢進している(92 mm/hrほど)

NSAIDsへの反応

・PSRAでは反応遅い。RFではでは反応が悪く、RFでは反応が良い。

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