秋になって喘息の患者さんも増えてきました。
今日は喘息の中でも、強度判定、つまり小〜大発作のうちどれに該当するかの基準をまとめます(私が外来でみている時に、「あれ、どの分類になるんだっけ?」と思ったのでまとめます)。
強度判定:小・中・大発作、呼吸不全

上記は小児気管支喘息ガイドラインに記載されている分類表です。
主に主要症状によって分類され、最も重度のものがあれば、その分類と判定します。
主要症状については以下の通りです。
①症状
・興奮状況、意識、会話、起座呼吸の4つ。興奮状態・意識不良・会話は1句ずつ途切れ途切れ・前かがみの呼吸姿勢があれば大発作。
②身体所見
・喘鳴、陥没呼吸、チアノーゼの3つ。症状が明らかな重症であれば大発作
③SpO2
・96%以上は小発作、92-95%は中発作、91%未満は大発作
また、参考所見として、PaCO2の値(41以上は大発作)、身体所見として呼気延長・呼吸数の増加などもあります。
きっとまだ喘息の小児は続くと思いますが、発作の分類をしっかりとつけ、治療を行っていきたいです。
重症度分類
・気管支喘息ガイドラインでは、喘息発作の頻度や症状の程度で、重症度が分類されています。
間欠型
・年に数回、季節性に咳嗽、軽度喘鳴が出現する。
・時に呼吸困難を伴うこともあるが、短時間作用性β2刺激薬の頓用で短期間で症状は改善し、持続しない。
軽症持続型
・咳嗽、軽度喘鳴が1回/月以上、1回/週未満。
・時に呼吸困難を伴うが、持続は短く、日常生活が障害されることは少ない。
中等症持続型
・咳嗽、軽度喘鳴が1回/週以上。毎日は持続しない。
・時に中・大発作となり、日常生活が障害されることがある。
重症持続型
・咳嗽、軽度喘鳴が毎日持続する。
・週に1~2回、中・大発作となり日常生活や睡眠が障害される。
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