前回はコーヒー豆の品質についてでしたが、次は焙煎についてです。
コーヒー豆は、焙煎していない豆で抽出しても青臭いだけですが、焙煎をすることでコーヒー独特の酸味や苦味、甘味が出てきます。
それでは焙煎について、まとめていきましょう。
①焙煎度合いと味わいの関係
コーヒーの酸味と苦味は、焙煎の具合によって変化していきます。
酸味は、焙煎を始めてまもなく生まれます。焙煎が進むと酸味は減っていき、かわりに苦味が生まれます。
そのため、焙煎時間が短ければ短いほど酸味が強く苦味が弱い。
逆に焙煎時間が長いほど、酸味が弱く苦味の強いコーヒーとなります。
この焙煎の具合は、浅煎り・中煎り・深煎りの3段階に分けられます。
浅煎り
焙煎時間が短く、酸味が強い。
素材そのものの風味を楽しめる。
中煎り
浅煎りと深煎りの中間。
酸味と苦味のバランスが良い。
深煎り
焙煎時間が長く、苦味が強い。
長時間の火入れならではの甘みやほろ苦さを楽しむことができる。
②焙煎の種類と味わいの特徴
次に、焙煎度合いのより細かい分類についてまとめます。
一般的に、8段階で分けられます。
それぞれ、先ほどの浅・中・深煎りのどれかに分類できるので、それぞれごとにまとめます。
浅煎り
ライトロースト
酸味が強く、生豆の青臭さも残る
シナモンロースト
まだ酸味が強い。コーヒー独特の香りが立ちはじめるものの、苦味はほとんど感じられない。
ミディアムロースト
酸味がメインだが、かすかに苦味が感じられ始める。お店に並ぶのは通常このあたりから。
中煎り
ハイロースト
酸味、苦味をバランスよく感じられるようになってくる。お店の定番の一つ。
シティロースト
十分な酸味があり、苦味やロースト感も増す。これもお店の定番。
深煎り
フルシティロースト
酸味が少なく、苦味が強い。アイスコーヒーやエスプレッソによく用いられる。
フレンチロースト
酸味はのこるものの、苦味が際立つ。エスプレッソやカフェオレなどに用いられる。
イタリアンロースト
豆の色はほぼ黒。酸味はほとんど感じられず、苦味や香ばしさが強い。アイスコーヒー、カプチーノなどに使われる。


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