・新生児健診では、赤ちゃんのおしりをチェックすることも重要です。
・肛門部だけではなく、臀裂の中も開いて仙尾部も観察する必要があります。
注意して観察するポイント
・陥凹(先天性皮膚洞、臀裂偏位、脊髄破裂、先天性表皮欠損症)
・膨隆(血管腫、脊髄髄膜瘤、ポリープ、脂肪腫、奇形腫)
・その他の皮膚病変(毛細血管奇形、色素性母斑、発毛)
….などなどの有無を確認する必要があります。
・こうした異常は、総称してcutaneous stigma、またはstigmataと総称されます。
検査基準
・脊髄や脊椎に異常をきたしやすいハイリスクな仙尾部stigmaが認められた場合、画像検査を行うことが有効です。
脊髄エコー検査
・生後3ヶ月ごろまではエコー検査も有用です。
・椎体の散骨成分が多いので、生後3ヶ月までは脊髄がエコーでよく見えます。
脊髄MRI
・生後3-6ヶ月以降において特に有用です。
・MRI検査を行うには、鎮静の副作用も考慮して6ヶ月以降に行う施設もありますが、明確な基準はありません。
・しかし、やはり鎮静が必要な検査であり、不必要なものは検査を避ける必要があります。そのため、しっかりとハイリスク症例を見極める必要があります。
新生児期における仙尾部stigmaのハイリスク因子
・下記の内容は、MRI検査の必要性の高いハイリスク因子となります。
①dimpleと肛門との距離が2.5cm以上、もしくはdimpleが臀裂よりも高位。
②dimpleの深さが5mm以上、もしくはdimple の底が見えない。
③噴火口型のdimple(陥凹+膨隆)
④複合病変(dimple+血管腫/毛細血管奇形≧2.5cm)
⑤深い臀裂偏位、いびつな臀烈


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