【小児科医blog:アレルギー, 呼吸器】咳喘息について | ゆるっと小児科医ブログ
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【小児科医blog:アレルギー, 呼吸器】咳喘息について

アレルギー

定義

・咳喘息は「喘鳴や呼吸困難を伴わない慢性咳嗽を認め、気道過敏性の軽度の亢進が認められるも明らかな気道狭窄はなく、気管支拡張薬が有効である」と定義される。

総論

・成人では慢性咳嗽の3大要因の一つとされている。

・成人と異なり、小児では頻度は低いが、まれに遭遇する可能性はあり、特に学童期では要注意

・咳嗽は主に夜間や明け方に多く認められる。

・感染や運動、冷気や暖気、喫煙などで増悪しやすく、典型的な喘息と増悪因子は同様である。

検査

・呼吸機能検査:正常であることも多いが、末梢気道を示す指標は低値を示し、フローボリューム曲線で下に凸になることもある。

・呼気一酸化窒素(FeNO):高値となると典型的。しかし正常な場合もある。

診断基準

下記1-2のすべてを満たす

  1. 喘鳴を伴わない咳嗽が8週間以上持続。聴診上も喘鳴wheezeを認めない
  2. 気管支拡張薬(β刺激薬など)が有効

※3-8週間の遷延性咳嗽であっても診断できるが、3週間未満の急性咳嗽は原則として確定診断しない。

参考所見

⑴末梢血・喀痰好酸球増加、FeNO濃度高値を認めることがある

⑵気道過敏性が亢進している

⑶咳症状にはしばしば季節性や日差があり、夜間〜早朝優位のことが多い

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