総論
・赤ちゃんが生まれてから数か月が経つと、離乳食を食べ始める時期がやってきます。
・離乳食は、赤ちゃんが成長する上で欠かせない栄養素を摂取するためにとても重要です。赤ちゃんにとって母乳やミルクははじめのうちは完全栄養食品であり、それだけ飲んでいれば栄養は十分です。しかし、生後5-6ヶ月になると、カルシウム、鉄、ビタミンなどの栄養成分が必要量を満たさなくなってきます。
・ここでは、離乳食についての基本的な情報についてまとめます。

離乳食を食べ始める時期
・一般的に、赤ちゃんが離乳食を食べ始めるのは、生後4か月から6か月です。
・日本では、1995年に厚生労働省により改訂された「離乳の基本」おいうガイドラインによって、生後5ヶ月ごろに離乳食をスタートするのが適当であるとされています。また、口に入ったものを舌で出す「押し出し反射」が消失するのも生後5ヶ月ごろであり、赤ちゃんがスプーンを嫌がらなくなる時期と一致します。
・ただし、赤ちゃんが十分に発達しているかどうかを確認してから始めることが重要です。具体的には、赤ちゃんが首を座らせ、座った状態で頭を支えることができるようになったら始めることができます。
離乳食とアレルギー
・離乳食の開始時期を遅らせすぎると、むしろアレルギーを発症しやすくなるという報告もあります。アレルゲンが腸を通る時に、消化管を介して耐性誘導効果があり、アレルギーの発症予防となる説です。
・アレルギー発症の原因としては、赤ちゃんに湿疹が出ている時は肌のバリアが壊れている状態であり、そこからアレルギー抗原に暴露されると、その抗原に対して体の敵だと認識されて、次回の摂取から食物アレルギー症状(じんましん、咳嗽、腹痛、血圧低下など)が出てしまうという説も提唱されています。
月齢ごとに食べるもの
4〜6か月
・離乳食を始める最初の数か月は、赤ちゃんにとって新しいものを徐々に導入していくことが大切です。具体的には、野菜や果物のピューレ、米粉の粥などがおすすめです。
・食べ物の種類は少なく、一度に少量を与えるようにしましょう。
7〜8か月
・7〜8か月になると、赤ちゃんはもう少し固形物を食べることができるようになっています。
・この時期には、やわらかく茹でた野菜や果物、お粥、ゆで卵などを与えることができます。
・また、少しずつ肉や魚を導入していくこともできます。
9〜12か月
・9〜12か月になると、赤ちゃんはよりたくさんの食べ物を食べるようになります。
・この時期には、スパゲッティや米飯、パンなど、より固形のものを与えることができます。
・また、豆腐やチーズなどの乳製品、さまざまな種類の肉、魚、卵などを与えることができます。

離乳食の注意点
離乳食を与える上で、注意しなければならないことがいくつかあります。
- 食べ物を十分に加熱してから与えるようにしましょう。
- 赤ちゃんの食べ物に塩や砂糖を加えないようにしましょう。
- 赤ちゃんが食べる食べ物は、新鮮で、無添加のものを選ぶようにしましょう。
- アレルギーの可能性がある食べ物を導入する際には、注意して与えるようにしましょう。
以上、離乳食についての基本的な情報について説明しました。赤ちゃんと一緒に、楽しい食事タイムを過ごしましょう。



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