【小児科医blog:神経】緊張型頭痛について | ゆるっと小児科医ブログ
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【小児科医blog:神経】緊張型頭痛について

神経

Intro

・原因はいわゆる末梢性であり、首や肩の筋肉の緊張により生じる頭痛

・一方、慢性緊張型頭痛では末梢性というより、三叉神経に関連した中枢性の痛みとされる

・片頭痛に比べると、日常生活に及ぼすほど強い痛みではないことも多いが、持続的に続く場合は日常生活に支障をきたしてくる。

診断基準

・国際頭痛分類第3版参照

A. B~Dを満たす発作が10回以上ある

B. 30分〜7日持続する

C. 頭痛は以下の4つの特徴を少なくとも2項目満たす

 1. 両側性

 2. 性状は圧迫感または締め付け感

 3. 軽度〜中等度の頭痛

 4. 日常的な動作(歩行や階段昇降など)により頭痛が増悪しない

D. 以下の両方を満たす

 1.  悪心や嘔吐はない

 2. 光過敏および音過敏はあってもどちらか一方のみ

E. 他に最適なICHD-3の診断がない

分類 

稀発反復性:月1日未満、年間12日未満

頻発反復性:年間12日以上180日未満

慢性緊張型頭痛:緊張型頭痛の特徴を持つ頭痛が月に15日以上、3ヶ月を超えて起こる

 →ただし、片頭痛の特徴を持つ頭痛が月に8日以上ある場合は慢性片頭痛の診断

治療

・筋肉の緊張をとることが重要。決まった方法はないが、肩を定期的に回す運動をしたり、スマホやゲームをすると前傾姿勢になり筋肉が凝りやすいので制限時間を設けるなどが有効。

疼痛時

・片頭痛同様に鎮痛薬での治療を行う。下記記事の治療の項目参照

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