【小児科医Blog:免疫, 膠原病, リウマチ】再発性口腔内潰瘍について | ゆるっと小児科医ブログ
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【小児科医Blog:免疫, 膠原病, リウマチ】再発性口腔内潰瘍について

膠原病・リウマチ性疾患

総論

・口腔内潰瘍は、多発性、再発性の場合、疼痛が強い時に経口摂取困難になることがあり、特に小児では脱水や栄養障害の原因になりうる。

・原因は炎症性、感染性、薬剤性や物理的刺激によるものまで多岐に渡る。

・潰瘍のできる部位や深さから鑑別に至ることもあり、注意して観察し、随伴症状の有無の確認も必要となってくる。

鑑別診断

炎症性

・炎症性腸疾患

・セリアック病

・ベーチェット病

・全身性エリテマトーデス

・高IgD症候群

・PFAFA

・A20ハプロ不全症

・サルコイドーシス

感染性

・ウイルス感染症(単純ヘルペス、コクサッキーウイルス)

・反応性関節炎

血液疾患

・周期性好中球減少症

薬剤性

・アザチオプリン

・メトトレキサート

・サラゾスルファピリジン

その他

・アフタ性口内炎

疾患毎の特徴

全身性エリテマトーデス

・痛みを伴わない浅い口腔潰瘍

・典型的には硬口蓋と軟口蓋の以降部に認める

炎症性腸疾患

・咽頭のどこにでも起こる有痛性のアフタ性潰瘍

・時に口唇炎を伴うこともある

ベーチェット病

・舌、唇、歯肉、頬粘膜に起こる有痛性のアフタ性潰瘍または打ち抜き潰瘍

セリアック病

・有痛性反復性アフタ性潰瘍

PFAPA

・発熱エピソードに随伴する、孤立性有痛性アフタ性潰瘍

・典型的には頬粘膜に起こる

高IgD症候群

・発熱エピソードに随伴する、孤立性有痛性アフタ性潰瘍

・典型的には頬粘膜に起こる

サルコイドーシス

・無痛性で境界明瞭な赤茶色または紫色の病変(特に結節)

・紅斑性歯肉腫脹

・口蓋粘膜下腫脹

参考文献


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