【小児科医blog:血液, 皮膚, ER】小児の紫斑について. 鑑別方法は何か | ゆるっと小児科医ブログ
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【小児科医blog:血液, 皮膚, ER】小児の紫斑について. 鑑別方法は何か

血液

紫斑は圧迫して退色しない紫色の皮疹です。

※対して、圧迫で消退するのは紅斑や毛細血管拡張です。

鑑別

・紫斑について鑑別疾患を考える際、2つのポイントが重要になります。

・一つは紫斑が隆起している(=触知可能)ものなのか

・もう一つは発熱の有無です。

・まずは触知可能なのか、それとも平坦な紫斑なのかで鑑別を進めると良いです。

触知可能な紫斑

・炎症(つまり感染や血管炎がある場合)を伴う疾患では、紫斑は触知すると隆起してやや硬く触れます。

発熱あり

・髄膜炎菌

・IgA血管炎

・川崎病

・全身播種性淋菌感染症

・溶血性尿毒症症候群

・出血性熱

・心内膜炎

発熱なし

・自己免疫性血管炎

平坦な紫斑

発熱あり

・DIC

・血栓性血小板減少性紫斑病

・電撃性紫斑病

・白血病

・虐待

・外傷

発熱なし

・特発性血小板減少症

・ビタミンV12欠乏、葉酸欠乏

・凝固障害

・外傷

・虐待

・脆弱血管(膠原病、壊血病)

・薬剤性

参考文献

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