ゆるっと小児科医ブログ | ページ 7 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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アレルギー

【小児科医blog】次世代のアナフィラキシー治療薬「ネフィー(Neffy)」とは?エピペンとの違いを徹底解説

はじめに食物アレルギーやハチ刺されなどによる重篤なアレルギー反応「アナフィラキシー」。その緊急治療薬として長らくスタンダードだったのが、自己注射薬の「エピペン」です。しかし、「注射針が怖い」「緊急時にうまく打てるか不安」といった声も少なくあ...
神経

【小児科医blog:神経】小児の抗けいれん薬 (Anticonvulsant/Antiepileptic drug:AED)について

小児のけいれん発作は、できるだけ早く発作を停止させる必要があり、そのためにはすぐに使用量を参照できるように準備しておかなければなりません。ここで問題なのが、小児では体重あたりで薬剤使用量が決まること...。暗記しておくのもなかなかに大変.....
小児

【小児科医blog】乳児内斜視(Infantile Esotropia)

乳児内斜視(生後6ヶ月以内の発症)は、単なる「目の位置のズレ」ではなく、視覚中枢の発達障害を含む症候群として捉える必要があります。乳児の内斜視への対応は、まず「偽内斜視(見かけ上のもの)」か「真の内斜視(病的なもの)」かの鑑別から始まり、真...
小児

【小児科医blog】臍ヘルニア (Umbilical hernia) について

概要・病態・臍ヘルニア(Umbilical Hernia)とは、出生後に閉鎖するはずの臍輪(へその緒が通っていた筋肉の穴)が閉じきらず、その隙間から腹膜に包まれた腸管や大網などの腹腔内臓器が皮下へ脱出している状態です。発生頻度・早期産児の約...
消化器

【小児科医blog】「お腹がパンパンで苦しい…」子供の呑気症(空気嚥下症)、治すための薬選びと実践的対処法

はじめに:その「お腹の張り」、ただのガス溜まりではありません・「子供がお腹を痛がる」「おならやゲップが止まらない」。 近所のクリニックで整腸剤をもらったけれど良くならない…と、紹介状を持って外来を受診されるお子さんが増えています。・検査をし...
小児

【小児科医blog】新生児の耳介形状:発生学的背景から臨床評価・管理まで

新生児の耳介異常は、全出生の15〜30%に見られる比較的一般的な所見です。しかし、その一部にはは単なる美容的問題にとどまらず、潜在的な症候群や臓器奇形を発見するきっかけになることがあります。小児科医が押さえるべき臨床的要点について、今回のブ...
消化器

【小児科医blog:消化器】小児の機能性ディスペプシア(FD):症状、原因、最新の治療戦略と保護者の役割

「いつもお腹が痛い」「食事中や食後にすぐお腹がいっぱいになってしまう」お子さんがこのような腹部の不調を訴えるとき、単なる食べすぎや体調不良で片付けていませんか? 慢性的な胃の不調が続く場合、「小児の機能性ディスペプシア(Functional...
小児

【小児科医blog:小児の不眠症に対する薬物療法】

・一般的に、小児の不眠症治療では、まず生活指導が最も重要であります。薬物療法は、適応外使用となることが多いこと、依存性などの懸念があるためです。・しかし、昼夜逆転、精神状態が不眠によって悪化している場合や、生活指導だけでは困難な場合に、一時...
感染症

【小児科医blog:口腔カンジダ症(Oral candidiasis)】

・ 本ブログでは、口腔内カンジダ症(鵞口瘡:がこうそう)の主な特徴はや治療法についてまとめていきます。鑑別としては「ミルクカスとの見分け方」が診断の重要なポイントになります。特徴的な見た目(白苔)• 場所: 舌、頬の内側の粘膜、唇の裏、上あ...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】薬物アレルギーについて

Intro・薬物アレルギーとは、免疫学的機序を介して生じる薬物有害反応(Adverse drug reactions)である。・薬物有害反応には、「用量依存的に発生する予測可能な反応(中毒・副作用・薬物間相互作用)」と、「常用量以下でも起こ...
小児

【小児科医blog:新生児】先天性歯(Natal teeth)について

・生後すぐから見られる歯は、医学的に先天性歯(Natal teeth)、あるいは俗に魔歯(まし)と呼ばれます。下顎乳中切歯(下の真ん中の前歯)部位に最も多く見られます(約85%)。・本ブログ記事では、小児科医の観点からの鑑別診断と、臨床現場...
感染症

【小児科医blog:感染症】小児の破傷風対策〜野良猫に子ども噛まれた!?どうする?〜

いつも御覧いただきありがとうございます。今回は、小児の破傷風対策についてブログにまとめます。近所の野良猫に子どもが喜び、近づいていくのは、大変ほほえましいのですが、もし噛まれたらどうするのか??ということはしっかり理解しておく必要があります...
救急

【小児科医blog:救急】小児の輸液加療について〜どんな輸液を・どのくらい使用すべき?〜

おはようございます。今日は小児の輸液についてまとめていきます。内容については、主に『小児輸液のトリセツ』を参考にさせていただいています。輸液について、わかりやすくまとめられており、書籍サイズもコンパクトなので一読ください!輸液中の電解質・ま...
小児

【小児科医blog:神経, 感染症, 抗菌薬】細菌性髄膜炎 (Bacterial meningitis) について

総論・脳脊髄を覆う、くも膜下腔に細菌が侵入して炎症を起こした病態。適切な治療を行っても神経学的後遺症を残りたり死亡する場合もある、重症疾患である。・細菌性髄膜炎のうち、結核菌を除く起炎菌によるものを化膿性髄膜炎という。・細菌の侵入経路の多く...
呼吸器

【小児科医blog:呼吸器, ER, PICU】ネーザルハイフロー(NHF), 高流量鼻カニュラ酸素療法(HFNC)について

Introduction・今回は、小児の呼吸不全で用いられるネーザルハイフロー(NHF)、別名、高流量鼻カニューラ酸素療法(HFNC:high-flow nasal cannula)についてまとていきます。・通常、酸素投与療法を行うデバイス...
小児

【小児科医blog】肋軟骨炎(Costochondritis)の特徴・鑑別診断・治療について〜危険な胸痛ではないと自信を持って診断するには〜

・外来や救急の現場で、「胸が痛い」と訴えるお子さん(と、非常に心配そうなご家族)を診察する機会は決して少なくないと思います。小児の胸痛は、その原因のほとんどが良性である一方で、稀ながらも致死的な心疾患や呼吸器疾患が隠れている可能性を常に考慮...
感染症

【小児科医blog:感染症, コロナ】小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)まとめ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV2による感染症です。RNAウイルスで遺伝子変異が頻繁に生じるため、一度感染しても生涯で繰り返し罹患することがあるので、注意が必要です。今回は、小児でのCOVID-19感染症の総...
呼吸器

【小児科医Blog:呼吸器, 感染症】クループ症候群について (laryngotracheobronchitis, Croup syndrome)

定義・主に乳幼児に発症する上気道感染症で、喉頭・気管・気管支の炎症と浮腫を特徴とする。・この疾患は、特徴的な「犬吠様咳嗽」、「嗄声」、「吸気性喘鳴」、および呼吸困難を引き起こす症候群の総称である。・ウイルスを原因とする喉頭気管炎(laryn...
感染症

【小児科医blog:コッホ現象とは?】BCGワクチン接種前に知っておきたい注意点

はじめに・まず、コッホ現象の定義を確認しましょう。コッホ現象とは、BCGワクチンを接種した際に、その小児が『すでに結核菌に感染している(感作されている)』場合に生じる、早期かつ強烈な局所反応を指します。BCG skin reaction i...
感染症

【小児科医blog:感染症】急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎について:2025年版 診断と治療

急性副鼻腔炎 (ABRS): 診断と鑑別・抗菌薬の適正使用は、正確な診断から始まります。ここでは、無害なウイルス性上気道炎(URI)から、治療対象となる細菌性ABRSをいかに臨床的に鑑別するかに焦点を当てます。基礎知識:解剖学的特異性・小児...
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