ゆるっと小児科医ブログ | ページ 14 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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PICU

【小児科医Blog:PICU. 薬剤】小児の循環作動薬(カテコラミン)の使用方法

総論・ショックに対して輸液不応性ショックの場合、カテコラミンの使用が考慮されます。・このカテコラミンですが、一般的によく使用されるのは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン、ドブタミンなどがあります。・どの製剤も希釈(溶解)して使用する...
PICU

【小児科医Blog:PICU】人工呼吸器管理について

総論・呼吸障害の原因にかかわらず、「呼吸不全への急速な進行」、「呼吸窮迫でバックバルブマスクやNPPVなどの非侵襲的な呼吸補助を行っても呼吸状態が改善しない」、「全身状態の増悪を認めた場合」などでは気管挿管の適応となる。・気管挿管後は、人工...
感染症

【小児科医Blog:感染症】アスペルギルス症について

アスペルギルスの特徴・アスペルギルスは環境中に幅広く存在する真菌である。・約185の菌腫が含まれるが、ヒトにといて病原性を有するものの大半は、A. fumigatus, A. flavus, A. niger, A. nidulans・ヒト...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:感染症, 血液・腫瘍】慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)

総論・CAEBV(chronic active EB virus infection)は、持続的な伝染性単核球症様症状を典型的な特徴とし、末梢血や病変部の組織にEBウイルスが検出される疾患である。・CAEBVの本態は、通常B細胞に感染するこ...
呼吸器

【小児科医Blog:呼吸器, 腫瘍】小児がん患者の間質性肺炎

総論・ニューモシスチス肺炎(Pneumocystis jiroveciiによる)や、サイトメガロウイルス肺炎(CMV: cytomegalovirusによる)が主な原因。・病初期には咳嗽はないか軽度で、易疲労感、多呼吸のみが症状であることも...
PICU

【小児科医Blog:血液・腫瘍】肝類洞閉塞症候群(SOS)/肝中心静脈閉塞症(VOD)

肝類洞閉塞症候群(SOS: sinusoidal obstruction syndrome)肝中心静脈閉塞症(VOD: veno-occulusive disease)総論・肝類洞内皮細胞の障害による類洞の炎症、血栓形成を病態とする。・造血...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:薬剤, 腫瘍】MTX(メトトレキサート)大量療法

開始基準・血清クレアチニン値が年齢別正常範囲かつ上昇傾向でない・D-Bil < 1.5 mg/dL・胸水、腹水などの水分貯留がない投与前準備・MTX投与開始3時間前までに3,000 mL/㎡/日の補液を開始する。・アセタゾラミドによる利尿促...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:腫瘍, 薬剤】L-アスパラギナーゼ(L-ASP)関連合併症について

総論・抗がん薬として使用される、L-アスパラギナーゼ(L-ASP)であるが、急性膵炎、凝固異常、高中性脂肪血症など様々な有害事象を引き起こす。・今回は、有害事象の総論、対応についてをまとめる。急性膵炎・膵炎については、以前のまとめも↓発症好...
小児

【小児科医blog: 血液・腫瘍】Hyperleukocytosis, Leukostasis

総論・Hyperleukocytosisは、末梢血の白血球数が10万/μLを超えたデータの異常を示し、それによる症状を呈した場合をLeukostasisとよび緊急対応を要する。・主な症状として呼吸不全、中枢神経症状をきたす。・急性骨髄性白血...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:血液・腫瘍】カポジ肉腫様血管内皮腫(KHE)について

こんにちは、小児科医のDr.りんごです。今日は、稀な血管腫瘍であるカポジ肉腫様血管内皮腫(Kaposiform Hemangioendothelioma,KHE)についてお話しします。総論:KHEとは?・KHEは浸潤性に発育する、中間悪性度...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】横紋筋肉腫(RMS)について

横紋筋肉腫:Rhabdomyosarcoma(RMS)定義・疫学・横紋筋肉腫(RMS)は、間葉組織に由来する骨格筋の形質を有する悪性腫瘍である。・小児で最も頻度の高い悪性軟部腫瘍であり、発生頻度は本邦の学会登録では年間およそ50例・2014...
薬剤

【小児科医Blog:血液, 薬剤】G-CSF製剤について

総論・顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF: granulocyte colony-stimulating factor)製剤は、好中球の造血刺激因子製剤である・分子量約2万の糖蛋白で、主な機能は骨髄系の造血前駆細胞に働きかけ、増殖と分化を促...
血液

【小児科医Blog:血液】再生不良性貧血(AA)について

総論・再生不良性貧血(AA)は、末梢血液での汎血球減少と骨髄の低形成を特徴とする症候群・造血幹細胞が減少する機序として、造血幹細胞自身の質的異常と、免疫学的機序による造血障害が重要疫学・本邦における年間発症数は人口100万人あたり5人前後で...
PICU

【小児科医blog:PICU】腎代替療法(RRT)について

KeywordsRRT:Renal Replacement Therapy: 腎代替療法iHD: intermittent hemodialysis: 間欠的血液透析CRRT: continuous renal replacement th...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】発熱性好中球減少症(FN)について

FN:Fever and neutropenia定義・成人では、「好中球絶対数(ANC)が500/μL未満、あるいは1000/μL未満で次の48時間以内に500/μL未満に下がることが予想される状況で、口腔温で38.3℃を超えるもの、あるい...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の抗腫瘍薬(抗がん剤)一覧

総論・抗腫瘍薬は血中濃度の作用域と毒性域が強く、かつ重篤な有害事象は生命に関わることもある。抗腫瘍薬の処方の際には、専門医の指導のもとに行うだけでなく、ダブルチェックを行うなどの安全面での体制整備が必要である。・治療効果を最大限に活かすため...
検査

【小児科医blog:検査】腰椎穿刺について

総論・腰椎の間に細い針を刺して脳脊髄液を採取する方法を腰椎穿刺という・採取した脳脊髄液を用いて、その中に含まれる蛋白質や糖の量、細胞の数や形態を検査し、髄膜炎の鑑別を行う。・髄液内に薬剤を投与するために腰椎穿刺を行う場合もある。適応・髄膜炎...
腫瘍・がん

【小児科医blog:腫瘍, 画像診断】小児脳腫瘍の画像所見

総論・小児脳腫瘍や小児がんの中では白血病に次いで多く、小児がんの20%を占めており、実質臓器に発生する固形腫瘍のなかでは最多。・脳腫瘍は発生部位により鑑別を絞ることができる。・小児では造影効果の多寡が悪性度を反映しないことがある。・2021...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】アニサキスアレルギー

総論・アニサキスアレルギーは魚介類の生食が多い日本で数多く報告されるアレルギー疾患である・海産魚介類を摂取後に蕁麻疹、血管性浮腫やアナフィラキシーが生じ、かつその魚介類への感作が認められない場合、海産魚介類の内部に寄生していたアニサキスの虫...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の白血病について

総論・白血病は血液の悪性腫瘍です。・進行の速さによって、「急性」白血病と「慢性白血病」に分類されます。・また、白血病細胞の形質により「リンパ性」と「骨髄性」に分類されます。・白血病は小児期の悪性腫瘍の約3分の1を占める最多の疾患であり、年間...
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