ゆるっと小児科医ブログ | ページ 15 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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検査

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児がん腫瘍マーカーについて

総論・腫瘍には特徴的な物質を産生するものがあり、その物質の内主に体液(血液・尿・組織検体)から採取でき、測定可能なものが「腫瘍マーカー」と言われる・術前診断や治療反応性、あるいは治療終了後の再発の指標などに有用である。・悪性腫瘍から特異的に...
小児外科

【小児科医blog:小児外科】小児の腸閉塞について

原因・頻度として、開腹手術既往のある児の癒着性イレウスが多い(しかし、必ず開腹手術既往のある訳ではなく、原因不明の癒着性イレウス症例もある)。・結腸捻転、盲腸捻転(重症心身障がい児に多い)、鼡径ヘルニア嵌頓、内ヘルニア(腸間膜裂孔ヘルニア、...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の脳・脊髄腫瘍について

脳腫瘍は小児の固形腫瘍の中で最も多い腫瘍です。テント下に発生する例が多いのが特徴です。症状・小児の脳腫瘍の症状は多彩であり、以下のようなものがある。頭痛・脳腫瘍患者の約3分の1に認める、最も多い症状・頭痛のみではなく、他の神経学的症状(意識...
感染症

【小児科医blog:感染症】小児の口内炎について

総論・口内炎とは口腔内に生じた炎症による様々な病変を併せた呼称であり、口腔内潰瘍のほか発赤、びらん、腫脹、水疱、白苔など様々な形態を取る。・アフタ性、カタル性、ウイルス性などに分類される。分類アフタ性口内炎・もっと多いアフタ性口内炎は丸形で...
薬剤

【小児科医blog:薬剤】小児の分子標的薬について

総論・分子標的薬は、分子量の違いにより分類すると高分子からなら抗体薬と、低分子化合物とに分類される。・抗体薬は細胞外分子標的薬であり、細胞膜にある受容体に特異的に結合するリガンド分子や可溶型分子、細胞膜上にある受容体や膜結合型分子、分化抗原...
小児

【小児科医blog:感染症, NICU】MRSA感染症について

総論・MRSAとは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(methicillin resistant Staphylococcus aureus: MRSA)のことである。・ペニシリン系およびセフェム系をはじめとして多くの抗菌薬に対しても耐性をもっ...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】腫瘍崩壊症候群(TLS)について

腫瘍崩壊症候群 TLS:tumor lysis syndrome 総論・小児がん救急疾患の中で、代謝異常による病態として代表的な病態である、腫瘍崩壊症候群(TLS)についてまとめます。定義・腫瘍崩壊症候群(TLS)は、腫瘍の急速な崩壊に伴い...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】JAK阻害薬について

総論・JAK(Janus kinase)はインターロイキンやインターフェロンなどが細胞膜受容体に結合し、細胞内シグナル伝達が行われる際に働く。・多くのインターロイキンは細胞内シグナルの下流にSTAT分子をもち、その仲介をするのがJAKである...
皮膚

【小児科医blog:皮膚科】類表皮嚢腫(表皮嚢腫・粉瘤)

総論・小児の外表良性腫瘍で最も頻度の高いものの一つ。・乳幼児から全年齢でみられる。・顔面、耳、体幹上部、腰背部に後発し、数mm大から緩徐に増大し、炎症を起こすと発赤腫脹を伴う。原因・表皮あるいは毛包漏斗部由来の上皮成分が真皮内に陥入した嚢腫...
感染症

【小児科医blog:感染症, 耳鼻咽喉科】急性中耳炎(AOM)について

acute otitis media : AOM総論・中耳炎は3歳までに80%が罹患。6歳までに40%が3回以上罹患する。 →頻度はとても高い!・気道感染では、耳をちゃんと見る必要あり(気道感染症との合併が多いため)・耳痛を訴えるのは50-...
循環器

【小児科医blog:循環器】小児の心雑音について

総論・心雑音を調子した際、健常児に聞こえる無害性心雑音か、器質的心疾患に伴う病的心雑音なのかを鑑別することが重要。病的心雑音では、先天性心疾患などを診断する。・大まかなイメージとして、Levine-Ⅱ度以下の小さなやわらかい感じの音を、短い...
神経

【小児科医Blog:神経】乳幼児期のミオクロニーてんかん

総論・ミオクローヌスは、顔面、体幹、四肢などに認める100mm秒以下の短い不随意の筋攣縮である・単独の筋群や特定のグループの筋群に生じ、片側性のものや両側性のものがあり、頻度としては単発のものや連続するものがある。・てんかんに関しては、発作...
栄養

【小児科医blog:栄養】ビタミン薬について

総論・ビタミンとは、体内の代謝に必須であり、生体内では合成することができない微量で作用する低分子物質の総称である。・ビタミンは脂溶性ビタミン(Vit. A, D, E, K)および水溶性ビタミン(B群:Vit. B1, B2, B6, B1...
小児外科

【小児科医blog:小児外科】陰嚢水腫について

総論・精巣の下降に伴って伸展する鞘状突起の閉鎖不全により、液体が貯留した状態の総称を陰嚢水腫(陰嚢水瘤)という。・精巣が存在する精巣鞘膜腔内に液体が貯留したものを精巣水瘤、精索の高さまで伸展した鞘状突起内に液体が貯留し、精巣鞘膜腔とは隔絶し...
皮膚

【小児科医blog:皮膚, 薬剤】皮膚外用剤の使い分け(基材の種類)

総論・皮膚の角層は、疎水性で体内からの水分の蒸発を防いでいる。・角層は、外用薬が皮膚の内部へ浸透するための最大の障壁となる。また角層表面の皮脂膜は浸透の障壁となる。・顆粒層以下は親水性の性状であり、薬剤の吸収は容易である。よって、びらんや潰...
膠原病・リウマチ性疾患

【小児科医Blog:免疫, 膠原病, リウマチ】再発性口腔内潰瘍について

総論・口腔内潰瘍は、多発性、再発性の場合、疼痛が強い時に経口摂取困難になることがあり、特に小児では脱水や栄養障害の原因になりうる。・原因は炎症性、感染性、薬剤性や物理的刺激によるものまで多岐に渡る。・潰瘍のできる部位や深さから鑑別に至ること...
小児

【小児科医blog:総合診療, 神経】小児の筋力低下について

総論・筋力低下は、上位運動ニューロン、末梢神経、神経筋接合部、筋肉いずれの障害でも生じる。・上位運動ニューロン障害は錐体路症状を認めるため、他の病巣との鑑別は容易である。・弛緩性筋力低下を疑う主訴としては、運動発達の遅れ、哺乳量低下、運動退...
救急

【小児科医blog:ER, PICU, 救急】中毒の治療各論(胃洗浄, 活性炭投与)

総論・意識障害や呼吸障害があれば、気道確保や用手補助換気を行い、呼吸を保つ。・徐脈や低血圧があれば、静脈路確保、補液、昇圧薬の投与を行う・低体温があれば、電気毛布などで加温を行う治療(総論)・中毒の治療は、①消化管からの吸収阻害(消化管除染...
消化器

【小児科医blog:腹部, 消化器, 肝臓】脾腫を認める疾患

病態・脾腫大を認める疾患には、心不全や肝炎の他、さまざまな疾患がある。①increased splenic function(感染症、溶血性貧血、自己免疫疾患) ②infiltration(白血病/リンパ腫、先天代謝異常症) ③conges...
膠原病・リウマチ性疾患

【小児科医blog:リウマチ膠原病】小児の関節痛(単関節痛, 多関節痛)について

総論・関節痛の原因として、関節炎よりも外傷性や機械性のことが多いが、年少児であると上手く言葉で痛みを表現できず、疼痛の把握が困難である場合もあり、慎重なアプローチが必要。・関節の罹患部位、罹患関節数、疼痛の移動性の有無、関節痛の家族歴、感染...
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