ゆるっと小児科医ブログ | ページ 15 | 小児科医の日常・勉強ブログ
スポンサーリンク
栄養

【小児科医Blog:消化・栄養】子どもの健康を支える微量栄養素の重要性

こんにちは、今日は子どもの健康に欠かせない微量栄養素について、最新の研究結果を交えてお話しします。総論・微量栄養素は、体内で必要な量は少ないものの、子どもの成長と発達に不可欠な栄養素です。主にビタミンおよび微量元素がこれに該当します。・微量...
循環器

【小児科医Blog;循環器】総動脈幹遺残症について

今回は、総動脈幹遺残症(Persistent truncus arteriosus)という稀ですが重要な先天性心疾患についてまとめます。定義と発生頻度・総動脈幹遺残症は、胎生期の動脈幹中隔形成不全により、大動脈と肺動脈が分離せず、1本の大血...
循環器

【小児科医Blog:循環器】三尖弁閉鎖症(TA)について

総論・三尖弁閉鎖症(tricuspid atresia: TA)は、心臓の右心房と右心室をつなぐ三尖弁が閉鎖しているか、形成不全である先天性心疾患です。・この疾患では、右房と右室の交通がないため右心室が十分に発達せず、右室は低形成となり、正...
先天異常・染色体異常

【小児科医Blog:先天性疾患】Marfan症候群について

総論・Marfan症候群は、結合組織の異常を引き起こす遺伝性疾患で、全身のさまざまな器官に影響を与えます。眼、心血管系、筋骨格系の病変を主症状とします。・結合組織は、体の構造を支え、臓器や組織を安定させる役割を担っており、その異常が体全体に...
ガジェット

【小児科医Blog:PubMedX】PubMedの使い勝手を向上させるChrome拡張機能

総論・研究者や医療従事者にとって、膨大な量の文献データベースであるPubMedを効率よく活用することは重要です。・しかし、PubMedの標準的なユーザーインターフェースは、検索結果の整理や引用管理においてやや不便な点があります。・そこで、こ...
循環器

【小児科医Blog:循環器】(完全or修正)大血管転位について

完全大血管転位(TGA)総論・完全大血管転位(transposition of great arterics: TGA)は、右房に連結した解剖学的右室から大動脈が、左房に連結した解剖学的左室から肺動脈が起始する疾患である。・解剖学的右室、左...
循環器

【小児科Blog:循環器】心膜切開後症候群(PPS)について

総論・心膜切開後症候群(PPS:Post pericardiotomy syndrome)は、心臓外科術後・心膜を切開する手技の後に発症する可能性のある合併症の一つである炎症性疾患です。・心膜切開後の数日から数週間以内に発症することが多く、...
血液

【小児科医Blog:血液・腫瘍】一過性骨髄異常増殖症(TAM)について

総論・Down症候群は、21番染色体のトリソミーが原因で起こるヒトで最多の染色体異常である。・本邦では、600-800出生に対して1人の割合で生まれると推定されている。・Down症候群の新生児の約5-10%に、未熟な血液細胞が末梢血、肝臓、...
感染症

【小児科医Blog:薬剤, 感染症】小児のステロイド・免疫抑制薬について

総論・免疫抑制薬を投与中の患者の感染症診療では、背景疾患を整理することが重要である。年齢や基礎疾患、免疫抑制薬投与の理由、使用している薬剤の種類や量、予防的抗菌薬投与の有無、医療デバイスの使用などである。・免疫抑制薬の使用により、通常の患者...
先天異常・染色体異常

【小児科医Blog:循環器】内臓錯位症候群(heterotaxy syndrome)について

総論・胸腹部臓器の左右軸に異常を生じる疾患の総称である。・6000-20000出生に1人の発生頻度と言われている。・従来は無脾/多脾症候群と呼ばれていた概念ではあるが、それぞれ右側心房相同(right atrial isomerism: R...
腎臓

【小児科医Blog:腎臓】薬剤性腎障害(DKI)について

総論薬剤性腎障害(drug-induced kidney injury: DKI)とは、「薬剤の投与により新たに発症した腎障害、あるいは既存の腎障害のさらなる悪化を認める場合」と定義される。原因薬剤としては、抗菌薬、非ステロイド性抗炎症薬(...
血液

【小児科医Blog:血液】血球貪食性リンパ組織球症(HLH)について

総論・血球貪食性リンパ組織球症(HLH: hemophagocytic lymphohistiocytosis)は、持続する発熱、血球減少、肝脾腫、播種性血管内凝固(DIC)、高フェリチン血症、および骨髄などに血球貪食組織球増多をみる緊急性...
PICU

【小児科医Blog:PICU. 薬剤】小児の循環作動薬(カテコラミン)の使用方法

総論・ショックに対して輸液不応性ショックの場合、カテコラミンの使用が考慮されます。・このカテコラミンですが、一般的によく使用されるのは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン、ドブタミンなどがあります。・どの製剤も希釈(溶解)して使用する...
PICU

【小児科医Blog:PICU】人工呼吸器管理について

総論・呼吸障害の原因にかかわらず、「呼吸不全への急速な進行」、「呼吸窮迫でバックバルブマスクやNPPVなどの非侵襲的な呼吸補助を行っても呼吸状態が改善しない」、「全身状態の増悪を認めた場合」などでは気管挿管の適応となる。・気管挿管後は、人工...
感染症

【小児科医Blog:感染症】アスペルギルス症について

アスペルギルスの特徴・アスペルギルスは環境中に幅広く存在する真菌である。・約185の菌腫が含まれるが、ヒトにといて病原性を有するものの大半は、A. fumigatus, A. flavus, A. niger, A. nidulans・ヒト...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:感染症, 血液・腫瘍】慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)

総論・CAEBV(chronic active EB virus infection)は、持続的な伝染性単核球症様症状を典型的な特徴とし、末梢血や病変部の組織にEBウイルスが検出される疾患である。・CAEBVの本態は、通常B細胞に感染するこ...
呼吸器

【小児科医Blog:呼吸器, 腫瘍】小児がん患者の間質性肺炎

総論・ニューモシスチス肺炎(Pneumocystis jiroveciiによる)や、サイトメガロウイルス肺炎(CMV: cytomegalovirusによる)が主な原因。・病初期には咳嗽はないか軽度で、易疲労感、多呼吸のみが症状であることも...
PICU

【小児科医Blog:血液・腫瘍】肝類洞閉塞症候群(SOS)/肝中心静脈閉塞症(VOD)

肝類洞閉塞症候群(SOS: sinusoidal obstruction syndrome)肝中心静脈閉塞症(VOD: veno-occulusive disease)総論・肝類洞内皮細胞の障害による類洞の炎症、血栓形成を病態とする。・造血...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:薬剤, 腫瘍】MTX(メトトレキサート)大量療法

開始基準・血清クレアチニン値が年齢別正常範囲かつ上昇傾向でない・D-Bil < 1.5 mg/dL・胸水、腹水などの水分貯留がない投与前準備・MTX投与開始3時間前までに3,000 mL/㎡/日の補液を開始する。・アセタゾラミドによる利尿促...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:腫瘍, 薬剤】L-アスパラギナーゼ(L-ASP)関連合併症について

総論・抗がん薬として使用される、L-アスパラギナーゼ(L-ASP)であるが、急性膵炎、凝固異常、高中性脂肪血症など様々な有害事象を引き起こす。・今回は、有害事象の総論、対応についてをまとめる。急性膵炎・膵炎については、以前のまとめも↓発症好...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました
google.com, pub-9029171507170633, DIRECT, f08c47fec0942fa0