ゆるっと小児科医ブログ | ページ 16 | 小児科医の日常・勉強ブログ
スポンサーリンク
小児

【小児科医blog: 血液・腫瘍】Hyperleukocytosis, Leukostasis

総論・Hyperleukocytosisは、末梢血の白血球数が10万/μLを超えたデータの異常を示し、それによる症状を呈した場合をLeukostasisとよび緊急対応を要する。・主な症状として呼吸不全、中枢神経症状をきたす。・急性骨髄性白血...
腫瘍・がん

【小児科医Blog:血液・腫瘍】カポジ肉腫様血管内皮腫(KHE)について

こんにちは、小児科医のDr.りんごです。今日は、稀な血管腫瘍であるカポジ肉腫様血管内皮腫(Kaposiform Hemangioendothelioma,KHE)についてお話しします。総論:KHEとは?・KHEは浸潤性に発育する、中間悪性度...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】横紋筋肉腫(RMS)について

横紋筋肉腫:Rhabdomyosarcoma(RMS)定義・疫学・横紋筋肉腫(RMS)は、間葉組織に由来する骨格筋の形質を有する悪性腫瘍である。・小児で最も頻度の高い悪性軟部腫瘍であり、発生頻度は本邦の学会登録では年間およそ50例・2014...
薬剤

【小児科医Blog:血液, 薬剤】G-CSF製剤について

総論・顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF: granulocyte colony-stimulating factor)製剤は、好中球の造血刺激因子製剤である・分子量約2万の糖蛋白で、主な機能は骨髄系の造血前駆細胞に働きかけ、増殖と分化を促...
血液

【小児科医Blog:血液】再生不良性貧血(AA)について

総論・再生不良性貧血(AA)は、末梢血液での汎血球減少と骨髄の低形成を特徴とする症候群・造血幹細胞が減少する機序として、造血幹細胞自身の質的異常と、免疫学的機序による造血障害が重要疫学・本邦における年間発症数は人口100万人あたり5人前後で...
PICU

【小児科医blog:PICU】腎代替療法(RRT)について

KeywordsRRT:Renal Replacement Therapy: 腎代替療法iHD: intermittent hemodialysis: 間欠的血液透析CRRT: continuous renal replacement th...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】発熱性好中球減少症(FN)について

FN:Fever and neutropenia定義・成人では、「好中球絶対数(ANC)が500/μL未満、あるいは1000/μL未満で次の48時間以内に500/μL未満に下がることが予想される状況で、口腔温で38.3℃を超えるもの、あるい...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の抗腫瘍薬(抗がん剤)一覧

総論・抗腫瘍薬は血中濃度の作用域と毒性域が強く、かつ重篤な有害事象は生命に関わることもある。抗腫瘍薬の処方の際には、専門医の指導のもとに行うだけでなく、ダブルチェックを行うなどの安全面での体制整備が必要である。・治療効果を最大限に活かすため...
検査

【小児科医blog:検査】腰椎穿刺について

総論・腰椎の間に細い針を刺して脳脊髄液を採取する方法を腰椎穿刺という・採取した脳脊髄液を用いて、その中に含まれる蛋白質や糖の量、細胞の数や形態を検査し、髄膜炎の鑑別を行う。・髄液内に薬剤を投与するために腰椎穿刺を行う場合もある。適応・髄膜炎...
腫瘍・がん

【小児科医blog:腫瘍, 画像診断】小児脳腫瘍の画像所見

総論・小児脳腫瘍や小児がんの中では白血病に次いで多く、小児がんの20%を占めており、実質臓器に発生する固形腫瘍のなかでは最多。・脳腫瘍は発生部位により鑑別を絞ることができる。・小児では造影効果の多寡が悪性度を反映しないことがある。・2021...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】アニサキスアレルギー

総論・アニサキスアレルギーは魚介類の生食が多い日本で数多く報告されるアレルギー疾患である・海産魚介類を摂取後に蕁麻疹、血管性浮腫やアナフィラキシーが生じ、かつその魚介類への感作が認められない場合、海産魚介類の内部に寄生していたアニサキスの虫...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の白血病について

総論・白血病は血液の悪性腫瘍です。・進行の速さによって、「急性」白血病と「慢性白血病」に分類されます。・また、白血病細胞の形質により「リンパ性」と「骨髄性」に分類されます。・白血病は小児期の悪性腫瘍の約3分の1を占める最多の疾患であり、年間...
検査

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児がん腫瘍マーカーについて

総論・腫瘍には特徴的な物質を産生するものがあり、その物質の内主に体液(血液・尿・組織検体)から採取でき、測定可能なものが「腫瘍マーカー」と言われる・術前診断や治療反応性、あるいは治療終了後の再発の指標などに有用である。・悪性腫瘍から特異的に...
小児外科

【小児科医blog:小児外科】小児の腸閉塞について

原因・頻度として、開腹手術既往のある児の癒着性イレウスが多い(しかし、必ず開腹手術既往のある訳ではなく、原因不明の癒着性イレウス症例もある)。・結腸捻転、盲腸捻転(重症心身障がい児に多い)、鼡径ヘルニア嵌頓、内ヘルニア(腸間膜裂孔ヘルニア、...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】小児の脳・脊髄腫瘍について

脳腫瘍は小児の固形腫瘍の中で最も多い腫瘍です。テント下に発生する例が多いのが特徴です。症状・小児の脳腫瘍の症状は多彩であり、以下のようなものがある。頭痛・脳腫瘍患者の約3分の1に認める、最も多い症状・頭痛のみではなく、他の神経学的症状(意識...
感染症

【小児科医blog:感染症】小児の口内炎について

総論・口内炎とは口腔内に生じた炎症による様々な病変を併せた呼称であり、口腔内潰瘍のほか発赤、びらん、腫脹、水疱、白苔など様々な形態を取る。・アフタ性、カタル性、ウイルス性などに分類される。分類アフタ性口内炎・もっと多いアフタ性口内炎は丸形で...
薬剤

【小児科医blog:薬剤】小児の分子標的薬について

総論・分子標的薬は、分子量の違いにより分類すると高分子からなら抗体薬と、低分子化合物とに分類される。・抗体薬は細胞外分子標的薬であり、細胞膜にある受容体に特異的に結合するリガンド分子や可溶型分子、細胞膜上にある受容体や膜結合型分子、分化抗原...
小児

【小児科医blog:感染症, NICU】MRSA感染症について

総論・MRSAとは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(methicillin resistant Staphylococcus aureus: MRSA)のことである。・ペニシリン系およびセフェム系をはじめとして多くの抗菌薬に対しても耐性をもっ...
腫瘍・がん

【小児科医blog:血液・腫瘍】腫瘍崩壊症候群(TLS)について

腫瘍崩壊症候群 TLS:tumor lysis syndrome 総論・小児がん救急疾患の中で、代謝異常による病態として代表的な病態である、腫瘍崩壊症候群(TLS)についてまとめます。定義・腫瘍崩壊症候群(TLS)は、腫瘍の急速な崩壊に伴い...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】JAK阻害薬について

総論・JAK(Janus kinase)はインターロイキンやインターフェロンなどが細胞膜受容体に結合し、細胞内シグナル伝達が行われる際に働く。・多くのインターロイキンは細胞内シグナルの下流にSTAT分子をもち、その仲介をするのがJAKである...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました
google.com, pub-9029171507170633, DIRECT, f08c47fec0942fa0