ゆるっと小児科医ブログ | ページ 16 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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重症心身障害児

【小児科医blog:医ケア児】筋緊張亢進について

総論・筋緊張亢進とは、身体の筋肉に力が入った状態が、出現する/持続する状態のことである・てんかん等で生じる痙攣とは異なる。・結果として、肢位の異常をきたす、疼痛や関節の脱臼・骨格の変形などをきたす。・筋緊張亢進は、痙縮(痙性麻痺)と固縮、ジ...
呼吸器

【小児科医blog:呼吸器】無気肺(atelectasis)について

総論・無気肺(atelectasis)は、肺胞内の気体が減少または消失し、結果的に当該領域の肺容積が縮小した状態である。・様々な呼吸器疾患で認められるX線所見上の診断名であり、無気肺を生ずる原因を究明することが真の診断になります。分類・以下...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝】新生児低カルシウム血症について

基準値・血性Ca < 7.5 mg/dL、iCa < 0.8 mmol/L(1.6 mEq/L)・補正Ca=実測Ca + (4 - 血清アルブミン) 原因・以下の原因が挙げられる新生児早期低カルシウム血症・生後72時間以内で通常は無症状で自...
児童精神・発達

【小児科医blog:薬物,精神】小児の不眠症薬物治療

総論・不眠は、入眠障害、熟眠障害、早朝覚醒などに大別される。小児期には入眠障害が多い。・治療の原則は、生活リズムを整えることや、入眠しやすい環境を設定することである。改善が認められず、患児の不安や苦痛が強い場合には内服薬を使用する。・内服薬...
神経

【小児科医blog:神経】胃腸炎関連けいれん

診断基準・明確な基準はないが、以下の基準を満たす場合、胃腸炎関連けいれんと診断される以下のすべてを満たすA. 胃腸炎症状が先行するB. 無〜低熱性けいれん(少なくとも1回は38度未満でけいれんが起こっている)C. 重度の脱水や低血糖、電解質...
免疫

【小児科医blog:自己炎症性疾患, 免疫】家族性地中海熱(FMF)

総論・家族性地中海熱(FMF: familial Mediterranean fever)は遺伝性の自己炎症性疾患であり、周期性発熱と漿膜炎を主症状とする疾患。・元々、地中海沿岸地域で、良性発作性腹膜炎(benign paroxysmal ...
PICU

【小児科医blog:ER, 救急, PICU, 肝臓・消化器】小児劇症肝炎, 急性肝不全

小児救急疾患の一つ、急性肝不全・劇症肝炎についてまとめます。小児慢性特定疾病情報センター情報:急性肝不全(昏睡型)まず、小児慢性特定疾病情報センターでの情報から(下記リンク参照↓)A. 主要症状・所見意識障害(小児の肝性昏睡分類で示す)黄疸...
PICU

【小児科医Blog:感染症, PICU, 論文】小児の敗血症/敗血症性ショック

・今回は、敗血症/敗血症性ショックについてまとめました。・また、JAMAから新たなスコアリング(The Phoenix Sepsis Score)が発表されていたので、そちらもチェックしてみました。定義敗血症・感染症により重篤な臓器障害が引...
泌尿器

【小児科blog:泌尿器】小児の精巣上体炎について

Intro・精巣上体に生じた炎症による痛みと腫脹をきたす急性疾患・膀胱、尿道、前立腺の感染が精巣上体に達し発症する。・精巣捻転との鑑別が重要(精巣捻転については過去記事参照↓)疫学・小児における罹患率は、2-14歳の男性1000人あたり約1...
免疫

【小児科医blog:免疫, 血液】血小板減少, 免疫性血小板減少症(ITP)について

Intro・小児で最も頻度の高い血小板減少症は、免疫学的機序による免疫性血小板減少症(ITP: immune thrombocytopenia)である。・免疫性血小板減少症はもともと特発性血小板減少性紫斑病と呼ばれていたが、抗血小板抗体や血...
小児

【小児科医blog:感染症, 薬剤】溶連菌の薬物治療について

Intro・外来で溶連菌、今年は増えていますよね。溶血性レンサ球菌感染症(溶連菌)について、以前からブログにはまとめています(主に症状・疫学や合併症の内容について)。・溶連菌はリウマチ熱の他、腎炎(ASPGN)や関節炎(PSRA)などの合併...
腎臓

【小児科医blog:腎臓】尿細管性アシドーシス(RTA)について

定義・尿細管性アシドーシス(RTA)とは、糸球体障害がないか軽度の状態で、腎集合管における酸分泌または近位尿細管における重炭酸再吸収が障害され、アニオンギャップ(AG)正常の代謝性アシドーシスを呈する疾患病因・病態Ⅰ型RTA(遠位尿細管性ア...
救急

【小児科医blog:救急, ER, 皮膚】小児の熱傷について

総論・熱刺激による皮膚・皮下組織の損傷は、熱量(温度)と作用時間(接触時間)によって決まる。・熱によって皮膚組織が損傷を受ける結果、皮膚のバリア機能や生理的機能は失われ、体液の漏出、痛み、感染症など多くの問題を生じてくることになる。特徴・小...
アレルギー

【小児科医blog;皮膚, アレルギー】小児アトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis)について

総論・アトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis: AD)とは、「増悪と軽快を繰り返す」掻痒のある湿疹を主病変とする疾患です。・患者の多くは「アトピー素因」を持ちます。・かゆみと乾燥と炎症が湿疹を誘発しています。・特徴的な左右対称...
児童精神・発達

【小児科医blog:論文, 児童精神発達】幼少期のデジタルメディア体験と非定型感覚処理の発達(jamapediatrics.2023.5923)

当blogでは、主に小児医学情報まとめを行ってきましたが、今年からは小児科領域の医学論文まとめも並行して行っていきたいと思っています。初回として、JAMA Pediatricsの児童精神・発達領域の論文を紹介します。テレビ・ビデオなどデジタ...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】緑豆もやしアレルギー

Intro・本邦では、「もやし」の種類として、大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやしの3種類が販売されている。・大豆もやしは韓国料理やビビンバ、ナムルに使われる。高価。・ブラックマッペもやしは、別名「黒豆もやし」とも言われ、水分が少な...
読書

【書籍紹介】小児科医(4年目)の本棚:小児科初期研修医・小児科後期研修医(専攻医)が読むべき教科書は何がおすすめ?

このブログでは、小児科医である私が、初期研修医時代、そして小児科専攻医(後期研修)時代に、臨床での疑問点を感じた時に読んで勉強した、小児科関連の書籍をまとめています。小児科医の目線で、普段の診療で助けてくれる書籍について紹介したいと思います...
栄養

【小児科医blog:栄養, 乳幼児】発育不全(FTT:failure to thrive), 体重増加不良

Intoro・体重増加不良・発育不全(failure to thrive:FTT)とは、一般に成長曲線で見た場合少なくとも2本のパーセンタイル曲線を超えて体重が少ない場合を指します。また現在の体重が正常でも、急激な体重増加不良で2本以上のパ...
感染症

【小児科医blog:感染症】尿路感染症の治療について

尿路感染症(UTI: urinary tract infection)Intro・乳幼児では非特異的な症状を呈することがあり、他に熱源のない発熱患者では常に尿路感染症の可能性を考える必要がある。・治療は大腸菌をはじめとする腸内細菌科をターゲ...
神経

【小児科医blog:神経】緊張型頭痛について

Intro・原因はいわゆる末梢性であり、首や肩の筋肉の緊張により生じる頭痛・一方、慢性緊張型頭痛では末梢性というより、三叉神経に関連した中枢性の痛みとされる・片頭痛に比べると、日常生活に及ぼすほど強い痛みではないことも多いが、持続的に続く場...
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