ゆるっと小児科医ブログ | ページ 19 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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心身症

【小児科医blog:漢方, 薬剤, 心身症】小児の漢方医学治療について

総論・漢方医学治療は、陽証という「攻撃的治療」と陰証という「保護的治療」に分けられます。陽証・瀉法(気血水の溜まりを出す)・清熱作用(冷やす)・燥火作用(乾燥させる)陰証・補法(気血水を補充)・温補作用(温める)・滋潤作用(潤す・栄養を与え...
腎臓

【小児科医blog Up-to-Date:腎臓, 泌尿器】血尿陽性の場合の対応

以前、血尿の分類ごとの原因についてまとめました。今回は血尿が認められた際の対応についてまとまめていきます。まず、血尿診断ガイドライン2023では、以下のようなフローチャートが対応として示されています。まずは紹介基準1:蛋白尿合併、肉眼的血尿...
感染症

【小児科医blog:感染症, COVID19, 薬剤】外来診療における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬選択

・現在、コロナウイルス感染症の治療薬は全国の保険調剤薬局で処方可能となってきています。・あくまで軽症〜中等症の患者さんに限りますが、自宅療養を行う際には必要な方には内服加療を適切に提供できるようになっています。今回は、外来での内服加療を行う...
新生児

【小児科医blog:新生児, NICU, 神経】低酸素性虚血性脳症(HIE)の重症度分類, 新生児仮死(Thompson:トンプソン分類・Sarnat score:サーナットスコア)

低酸素性虚血性脳症(HIE)に関しては以前のブログ記事にまとめてあります↓↓今回は、さらにふみこんで重症度分類についてをまとめます重症度分類・低酸素性虚血性脳症(HIE: hypoxic ischemic encephalopathy)の重...
救急

【小児科医blog:症候, ER, 救急】失神(syncope)について

定義・失神(syncope)は血圧低下に伴う全脳の血流低下に伴う一過性の意識消失発作で、多くは数秒〜数分で意識は回復する。・全脳の血流低下を伴わない一過性の意識消失発作(てんかんなど)と区別する。病歴による鑑別疾患・状況、体位、時間経過、回...
消化器

【小児科医blog:消化器, 超音波検査, 救急, ER, PICU】小児腸重積症の治療について

重症度評価・以下の中等症以上の基準に該当する場合、全身状態良好であっても腸管虚血の可能性がある。初発症状から経過時間が48時間以上生後3ヶ月以下先進部が脾湾曲部より肛門側回腸回腸型白血球増多 ( WBC > 20,000/μL)、CRP高値...
子育て

【小児科医blog:新生児, 健診, 発達】1ヶ月健診について

成長の評価体重・おおむね、1日20 gぐらいずつ増えていれば問題なし。しかし、授乳の様子や時間などは確認の必要性あり。30-40 (g/日)くらい体重増加あると安心。・赤ちゃんは、生まれた時の体重からある程度減ってから体重が増えてくる。これ...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝】先天性甲状腺機能低下症の治療

以前ブログ記事に、先天性甲状腺機能低下症の診断までのまとめはUpしています。今回は、治療についてフォーカスしてまとめたいと思います。↓診断までの流れについては下記参照↓治療の適応は、①先天性甲状腺機能低下症(CH: congenital h...
泌尿器

【小児科医blog:腎臓, 泌尿器, エコー検査】小児の水腎症Up-to-Date

Introduction以前も水腎症については度々まとめていますが、やはり頻度の多い疾患。昨年は私は主に一般小児を中心に見ていましたが、今年は新生児についても診療する機会が多く、NICU・GCUでも、また退院後のフォローアップ外来でもよく診...
アレルギー

【小児科医blog:新生児~乳児, 育児, 栄養, アレルギー】母乳とアレルギーの関係性

母の食事と母乳の関係・母親が食べたものは母乳中に出てきます。・卵や小麦の蛋白は母親の摂取後約2-6時間後から4日後まで母乳中に検出されます。・これらの母乳中の食物抗原は感作抗原として働くことも、寛容誘導抗原として働くこともあります。しかし、...
新生児

【小児科医blog:新生児, NICU, 肝胆膵】胆汁うっ滞について

総論・T-Bil値が5mg/dL以下の場合は、D-Bil値が1mg/dL以上、T-Bil値が5mg/dL以上の場合では、D-Bil値はそのうちの20%以上を閾値とする。・胆道閉鎖症の発見が遅れないように(生後2ヶ月での手術を要する)、外科と...
感染症

【小児科医blog:感染症】無脾症・脾臓摘出後の患者への対応について

総論・脾臓がない、もしくは摘出後の患者に対しては、感染症による重症化リスクが高いため十分に注意した診療が必要になる。・患者家族、本人に対しても感染症のリスクや予防法(ワクチン、抗菌薬、発熱時の早期受診)を説明しておくことが重要である。対象・...
アレルギー

【小児科医blog:皮膚, アレルギー】蕁麻疹について

総論・蕁麻疹とは、「肥満細胞からヒスタミンなどが脱顆粒することによって、血管の拡張と血漿成分の漏出が起こり、一過性に紅斑と局所性浮腫が生じる。知覚神経が刺激されて強い痒みを伴う」疾患です。・我が国のガイドラインでは、「膨疹、すなわち紅斑を伴...
新生児

【小児科医blog:新生児, 発達】胎児性アルコール症候群(FAS)について

胎児性アルコール症候群とは・胎児性アルコール症候群(FAS)は、妊娠中に母親がアルコールを摂取することによって胎児に影響を与える症候群です。・アルコールは胎盤を通過して胎児に影響を与えます。FASは、胎児の成長障害、知能障害、顔面異常などの...
栄養

【小児科医blog:新生児〜乳児, 栄養】離乳食について

総論・赤ちゃんが生まれてから数か月が経つと、離乳食を食べ始める時期がやってきます。・離乳食は、赤ちゃんが成長する上で欠かせない栄養素を摂取するためにとても重要です。赤ちゃんにとって母乳やミルクははじめのうちは完全栄養食品であり、それだけ飲ん...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】PFAS(花粉-食物アレルギー症候群)まとめ

PFASとは・花粉-食物アレルギー症候群:PFAS(Pollen-Food Allergy Syndrome)は、花粉症と果物アレルギーの両方の症状を引き起こすアレルギーのことです。・花粉症の症状としては、鼻水や目のかゆみ、くしゃみなどがあ...
先天異常・染色体異常

【小児科医blog:新生児, 先天性疾患】21トリソミー・Down(ダウン)症候群について

総論・21トリソミー(Down症候群)は、染色体異常によって引き起こされる遺伝子疾患の一種であり、先天性の身体的特徴と知的障害を引き起こします。・また、心奇形など各種合併症も生じる割合の高い疾患です。原因・21トリソミーは、染色体異常によっ...
呼吸器

【小児科医blog:新生児, 呼吸器, NICU, PICU】気管・気管支軟化症について

総論・気道が脆弱なため、呼気時に気道内腔を保持できないために生じる閉塞性気道病変。・通常、気管の軟骨部と膜様部の比率は4.5:1くらいだが、軟化症は膜様部の比率が多いので、軟骨が少なく気道の形を保持しにくいので脆弱である。臨床症状・涕泣時の...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝】SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)まとめ

SIADH:syndrome of inappropriate antidiureteic gormone secretion SIADH(抗利尿ホルモン不適切分泌症候群)は、抗利尿ホルモンの異常な分泌によって引き起こされる病気です。低ナト...
アレルギー

【小児科医blog:消化器, アレルギー】好酸球性消化管疾患(EGIDs)について

定義・好酸球性消化管疾患(EGIDS; eosinophilic gastrointestinal disorders)は好酸球の消化管局所への異常な集積から炎症が生じ、消化管組織が傷害され、機能不全を起こす疾患の総称である。分類部位による...
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