ゆるっと小児科医ブログ | ページ 20 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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神経

【小児科医blog:神経】急性散在性脳脊髄炎(ADEM)について

総論・急性散在性脳脊髄炎(ADEM: acute disseminated encephalomyelitis)は、感染に伴う自己免疫機序が原因とされているが、詳細は不明である。・5-10歳前後の小児に好発する(平均発病年齢5.5歳)。・英...
救急

【小児科医blog:神経】急性脳症の病態と治療

急性脳症の病態は、主に3つに分類される。・代謝異常(ミトコンドリアのエネルギー産生異常)・全身性炎症(サイトカイン・ストーム)・興奮毒性(痙攣重積)以下に3つの病態ごとに特徴的な疾患と治療をまとめる。代謝異常・ミトコンドリアエネルギー産生異...
感染症

【小児科医blog:感染症, 新生児】HTLV-1の母子感染, 栄養方法の選択について

総論・HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)は、成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL: adult T-cell leukemia/kymphoma)やHTLV-1関連脊髄症(HAM: HTLC-1-associated myelopa...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝, 栄養】肥満症・メタボリックシンドロームについて

肥満症の定義・次のうち、A項目を1つ満たすか、肥満度50%以上でB項目を1つ満たすか、B項目を2つ満たすかすれば、肥満症と診断される。(なお参考項目は2つでB項目1つと同等とする)A項目高血圧睡眠時無呼吸症候群などの換気障害:いびきが多い・...
内分泌代謝

【小児科医blog:新生児, 内分泌】早産児(未熟児)骨減少症の治療指針

原因・いわゆる未熟児骨減少症はP(リン)やCa(カルシウム)などミネラル不足が原因です。・血清ALP上昇は、骨のremodelingの活動を表しています。・早産児骨減少症について、P(リン)、Ca(カルシウム)・%TRPについても含めまとめ...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経】脳室周囲白質軟化症(PVL)について

総論・脳室周囲白質軟化症(PVL: periventricular leukomalacia)は、未熟児の低酸素性虚血性脳症(HIE)でみられる白質障害の代表的一型です。HIEについては以前のブログ記事参照です↓ 概念①早産児の脳室周囲白質...
検査

【小児科医blog:神経, MRI】脳炎/脳症の画像所見

急性脳症の総論的内容や具体的治療法については以前ブログ記事にまとめています。今回は、より具体的な検査について、主にMRI検査所見をまとめます。下記ブログ記事まとめ↓急性壊死性脳症(ANE:acute necrotizing encephal...
先天異常・染色体異常

【小児科医blog:先天代謝異常】Wilson病(ウィルソン病)について

総論・常染色体劣性遺伝形式をとる先天性銅代謝異常症。・肝臓での銅とセルロプラスミンとの結合が障害されて、銅の胆汁への排泄が障害される。・13番染色体長腕(13q14. 3)に存在する疾患遺伝子ATP7Bが原因。・ATP7B遺伝子は脳、腎臓、...
アレルギー

【小児科医blog:皮膚, 感染症】急性感染性蕁麻疹について

感染症による急性蕁麻疹は以前より知られている。臨床の現場ではステロイド抵抗性の急性蕁麻疹は感染症が原因の場合もあるため、鑑別疾患として考えておく必要がある。症状・皮疹、発熱の症状が主なものである。皮疹・急性感染性蕁麻疹の皮疹の特徴は以下のよ...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌】X染色体連鎖性低リン血症性くる病・骨軟化症(小児XLH)

総論・くる病・骨軟化症は、骨石灰化障害を特徴とする疾患。・この内、成長軟骨帯閉鎖以前(小児期)に発症するものを「くる病」、成長軟骨帯閉鎖以降(成人期)に発症するものを「骨軟化症」と呼ぶ。・くる病、骨軟化症の病因は多岐にわたる。過剰な線維芽細...
感染症

【小児科医blog:新生児, 感染症】先天性サイトメガロウイルス感染症について

妊婦さんが感染すると、赤ちゃんに悪い影響を及ぼす感染症はいくつかあります。・トキソプラズマ(Toxoplasma)・梅毒(Other)・風疹(Rubella)・サイトメガロウイルス(Cytomegalo)・単純ヘルペス(Herpes)上記が...
心身症

【小児科医blog:漢方, 薬剤, 心身症】小児の漢方医学治療について

総論・漢方医学治療は、陽証という「攻撃的治療」と陰証という「保護的治療」に分けられます。陽証・瀉法(気血水の溜まりを出す)・清熱作用(冷やす)・燥火作用(乾燥させる)陰証・補法(気血水を補充)・温補作用(温める)・滋潤作用(潤す・栄養を与え...
腎臓

【小児科医blog Up-to-Date:腎臓, 泌尿器】血尿陽性の場合の対応

以前、血尿の分類ごとの原因についてまとめました。今回は血尿が認められた際の対応についてまとまめていきます。まず、血尿診断ガイドライン2023では、以下のようなフローチャートが対応として示されています。まずは紹介基準1:蛋白尿合併、肉眼的血尿...
感染症

【小児科医blog:感染症, COVID19, 薬剤】外来診療における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬選択

・現在、コロナウイルス感染症の治療薬は全国の保険調剤薬局で処方可能となってきています。・あくまで軽症〜中等症の患者さんに限りますが、自宅療養を行う際には必要な方には内服加療を適切に提供できるようになっています。今回は、外来での内服加療を行う...
新生児

【小児科医blog:新生児, NICU, 神経】低酸素性虚血性脳症(HIE)の重症度分類, 新生児仮死(Thompson:トンプソン分類・Sarnat score:サーナットスコア)

低酸素性虚血性脳症(HIE)に関しては以前のブログ記事にまとめてあります↓↓今回は、さらにふみこんで重症度分類についてをまとめます重症度分類・低酸素性虚血性脳症(HIE: hypoxic ischemic encephalopathy)の重...
救急

【小児科医blog:症候, ER, 救急】失神(syncope)について

定義・失神(syncope)は血圧低下に伴う全脳の血流低下に伴う一過性の意識消失発作で、多くは数秒〜数分で意識は回復する。・全脳の血流低下を伴わない一過性の意識消失発作(てんかんなど)と区別する。病歴による鑑別疾患・状況、体位、時間経過、回...
消化器

【小児科医blog:消化器, 超音波検査, 救急, ER, PICU】小児腸重積症の治療について

重症度評価・以下の中等症以上の基準に該当する場合、全身状態良好であっても腸管虚血の可能性がある。初発症状から経過時間が48時間以上生後3ヶ月以下先進部が脾湾曲部より肛門側回腸回腸型白血球増多 ( WBC > 20,000/μL)、CRP高値...
子育て

【小児科医blog:新生児, 健診, 発達】1ヶ月健診について

成長の評価体重・おおむね、1日20 gぐらいずつ増えていれば問題なし。しかし、授乳の様子や時間などは確認の必要性あり。30-40 (g/日)くらい体重増加あると安心。・赤ちゃんは、生まれた時の体重からある程度減ってから体重が増えてくる。これ...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝】先天性甲状腺機能低下症の治療

以前ブログ記事に、先天性甲状腺機能低下症の診断までのまとめはUpしています。今回は、治療についてフォーカスしてまとめたいと思います。↓診断までの流れについては下記参照↓治療の適応は、①先天性甲状腺機能低下症(CH: congenital h...
泌尿器

【小児科医blog:腎臓, 泌尿器, エコー検査】小児の水腎症Up-to-Date

Introduction以前も水腎症については度々まとめていますが、やはり頻度の多い疾患。昨年は私は主に一般小児を中心に見ていましたが、今年は新生児についても診療する機会が多く、NICU・GCUでも、また退院後のフォローアップ外来でもよく診...
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