ゆるっと小児科医ブログ | ページ 20 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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消化器

【小児科医blog:消化器, 肝臓】非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)について

総論・脂肪肝は、肝細胞内に中性脂肪が過剰に蓄積した状態を指す・小児でもカロリーの過剰摂取や運動不足などの生活習慣に伴う非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD: nonalcoholic fatty liver disease)が多いが、年少児...
小児

【日記・雑記】理想の医師像:小児科医として、父として、息子として。

本日、休みでゆっくりしています。普段は仕事のことばかりで医学関連しかブログに書くことがありませんが、たまにはどんな仕事・人生を送りたいか考えてみました。小児科専門医を目指す私ですが、理想とする医師像について、今の私の考えをまとめておきます。...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, FA】納豆アレルギーについて(PGA感作)

概念・納豆アレルギーは、IgE依存性食物アレルギーであるにも関わらず、多くは遅発型アナフィラキシー(late-onset anaphylaxis)の臨床像を呈する。・主要アレルゲンは納豆の粘稠成分であるポリガンマグルタミン酸(poly-γ-...
感染症

【小児科医blog:感染症】エルシニア感染症について

総論・低温でもよく増殖するため、冬季の食中毒の原因菌としてよく知られる。・急性胃腸炎症状が多く認められる感染症。他の胃腸炎よりも下痢症状はゆっくりであり、12-22日持続する場合もある。20-60%で血便を認める。・回盲部病変(右下腹部痛を...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, FA】ラテックス-フルーツ症候群(LFS)について

定義・天然ゴムラテックス(natural rubber latex)のⅠ型アレルギー、いわゆるラテックスアレルギーの一部患者は、バナナ、アボカド、クリなどの経口摂取で即時型アレルギー症状を呈することがあり、これをラテックス・フルーツ症候群(...
アレルギー

【小児科医ブログ:アレルギー, FA】獣肉アレルギー(α-Gal症候群)について

定義・マダニ咬傷を介して、マダニ唾液や消化管内に存在する糖鎖の一種galactase-α-1,3-galactose(α-Gal)に感作されると、α-Galを含む食品や薬剤によってアレルギー症状が誘発されることがあり、これをα-Gal症候群...
救急

【小児科医blog:神経, 痙攣, PICU, ER】小児急性脳症の治療について

・今回は、急性脳症の治療方法についてまとめます。・以前、小児の脳炎・脳症についてブログに記載したので、下記に示します。脳症の分類などについてまとめています。治療総論・原因が不明の場合、主に高サイトカイン血症が発症のベースにあると想定した治療...
薬剤

【小児科医blog:薬剤, 睡眠】睡眠障害(不眠障害)の薬物療法

総論・乳幼児で睡眠開始と持続がうまくいかない行動不眠では、正常な睡眠パターンと適切な睡眠衛生が築かれていないことが多く、午前中に活動性を高め、日光を十分に浴びて。夜入眠前に覚醒刺激となる強い刺激(光・音・触覚)を与えず、朝まで静かで適切な状...
小児

【小児科医blog:感染症, 新生児, NICU, 眼科】先天性トキソプラズマ感染症について

総論・トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)はネコ科の動物を終宿主とし,ヒト,豚,ヤギ,ネズミ,ニワトリなどほとんどすべての哺乳類や鳥類を中間宿主とする細胞内寄生原虫であり,世界中に広く分布する。・先天性トキソ...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】甘味料(エリスリトール)アレルギー

総論・ブドウ糖を原料とし酵母によって発酵させることにより作られる四炭酸の糖アルコールであり、カロリーは0 kcal/gであるのにたいして砂糖の60-80%の甘みを有している。・メロンやブドウ、ナシなどの果実や醤油・味噌・清酒などの発酵食品に...
発達

【小児科医blog:発達,言語, 健診】乳児健診:ことばの遅れについて

総論・1歳6ヶ月健診や、3歳健診で相談を受けたり、医療者側から指摘されるケースもある「言葉の遅れ」ですが、背景にはどんな原因があるのでしょうか。・まず器質的疾患を確認し、それで問題ない場合は経過観察として定期的にかかりつけ小児科でフォローア...
小児

【小児科医blog:エコー, 検査, 消化管, 腎臓, 心臓, 肝臓, 脾臓etc】小児のエコー検査(超音波検査)の見方について

Introduction ・今回は、小児のエコー(超音波)検査に役立つポイントをまとめます。・私が初期研修医の時含め、上級医に聞いたエコー検査のポイント、またエコー検査ワークショップで聞いた内容も含まれています!・エコー検査における備忘録と...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, 薬剤】薬剤性過敏症症候群(DIHS)について

総論・薬剤過敏症症候群(drug-induced hypersensitivity syndrome: DIHS)は、抗てんかん薬などの限られた薬剤を比較的長期間に渡り服用した後に発症する重症薬疹である。・皮疹および肝障害といった臓器障害を...
救急

【小児科医blog:血液, 救急】HIT(ヘパリン起因性血小板減少症)について

総論・ヘパリン投与が誘因となり、ヘパリンとPF4(Platelet factor 4:血小板第4因子)の複合体に対する抗PF4/ヘパリン複合体抗体(HIT抗体)が産生される。・HIT抗体は血小板、単球などを活性化させてトロンビンの過剰産生を...
消化器

【小児科医blog:消化器】小児の胃炎・消化性潰瘍について

総論・胃炎とは、胃粘膜に炎症細胞が浸潤した状態を表しており、臨床経過や病理組織所見から急性胃炎と慢性胃炎に大別される。原因・急性胃炎は感染症、ストレス、化学物質の誤飲などにより引き起こされる。・慢性胃炎は、主たる原因はH. pylori感染...
感染症

【小児科医blog:感染症. 薬物】COVID-19の薬物療法について

・COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の薬物両方については、厚生労働省より診療の手引きが示されており、現在第10版が公表されている(2023/8/24現在)。・重症化リスクのある患者、もしくは強い症状のある患者かどうかで、薬物の適応...
感染症

【小児科医blog:感染症, 抗菌薬】頸部リンパ節炎について

総論・小児の頚部リンパ節炎において抗菌薬が必要になるのは、発赤を伴った圧痛の強い急性細菌性リンパ節炎であり、頻度の高いウイルス性リンパ節炎との鑑別が重要。・また、川崎病の初期症状としてのリンパ節腫脹もあるので注意が必要。・亜急性の経過をとる...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, 呼吸器】咳喘息について

定義・咳喘息は「喘鳴や呼吸困難を伴わない慢性咳嗽を認め、気道過敏性の軽度の亢進が認められるも明らかな気道狭窄はなく、気管支拡張薬が有効である」と定義される。総論・成人では慢性咳嗽の3大要因の一つとされている。・成人と異なり、小児では頻度は低...
発達

【小児科医blog:神経, けいれん, てんかん】後期乳児期(生後3-12ヶ月)のけいれん発作

総論・乳児期は発達上の変化がめざましく、けいれんが起きやすくなる年齢である。・脳が未熟であるため、発作は年長児に比べ非典型的である。・乳児期の主なてんかんには、難治性ではWest症候群、Dravet症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)、他...
神経

新生児期〜早期乳児(生後2ヶ月頃)のけいれん発作について

総論・新生児のけいれん発作は、中枢神経に異常をきたしている重篤な疾患を示唆する重要な徴候であるものと、生理的な反射であり観察のみで良いものとに分類される。分類微細発作異常眼球運動・水平性眼視・連続性瞬目・持続性開眼・眼球変位口舌頬部自動症・...
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