ゆるっと小児科医ブログ | ページ 21 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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アレルギー

【小児科医blog:新生児~乳児, 育児, 栄養, アレルギー】母乳とアレルギーの関係性

母の食事と母乳の関係・母親が食べたものは母乳中に出てきます。・卵や小麦の蛋白は母親の摂取後約2-6時間後から4日後まで母乳中に検出されます。・これらの母乳中の食物抗原は感作抗原として働くことも、寛容誘導抗原として働くこともあります。しかし、...
新生児

【小児科医blog:新生児, NICU, 肝胆膵】胆汁うっ滞について

総論・T-Bil値が5mg/dL以下の場合は、D-Bil値が1mg/dL以上、T-Bil値が5mg/dL以上の場合では、D-Bil値はそのうちの20%以上を閾値とする。・胆道閉鎖症の発見が遅れないように(生後2ヶ月での手術を要する)、外科と...
感染症

【小児科医blog:感染症】無脾症・脾臓摘出後の患者への対応について

総論・脾臓がない、もしくは摘出後の患者に対しては、感染症による重症化リスクが高いため十分に注意した診療が必要になる。・患者家族、本人に対しても感染症のリスクや予防法(ワクチン、抗菌薬、発熱時の早期受診)を説明しておくことが重要である。対象・...
アレルギー

【小児科医blog:皮膚, アレルギー】蕁麻疹について

総論・蕁麻疹とは、「肥満細胞からヒスタミンなどが脱顆粒することによって、血管の拡張と血漿成分の漏出が起こり、一過性に紅斑と局所性浮腫が生じる。知覚神経が刺激されて強い痒みを伴う」疾患です。・我が国のガイドラインでは、「膨疹、すなわち紅斑を伴...
新生児

【小児科医blog:新生児, 発達】胎児性アルコール症候群(FAS)について

胎児性アルコール症候群とは・胎児性アルコール症候群(FAS)は、妊娠中に母親がアルコールを摂取することによって胎児に影響を与える症候群です。・アルコールは胎盤を通過して胎児に影響を与えます。FASは、胎児の成長障害、知能障害、顔面異常などの...
栄養

【小児科医blog:新生児〜乳児, 栄養】離乳食について

総論・赤ちゃんが生まれてから数か月が経つと、離乳食を食べ始める時期がやってきます。・離乳食は、赤ちゃんが成長する上で欠かせない栄養素を摂取するためにとても重要です。赤ちゃんにとって母乳やミルクははじめのうちは完全栄養食品であり、それだけ飲ん...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー】PFAS(花粉-食物アレルギー症候群)まとめ

PFASとは・花粉-食物アレルギー症候群:PFAS(Pollen-Food Allergy Syndrome)は、花粉症と果物アレルギーの両方の症状を引き起こすアレルギーのことです。・花粉症の症状としては、鼻水や目のかゆみ、くしゃみなどがあ...
先天異常・染色体異常

【小児科医blog:新生児, 先天性疾患】21トリソミー・Down(ダウン)症候群について

総論・21トリソミー(Down症候群)は、染色体異常によって引き起こされる遺伝子疾患の一種であり、先天性の身体的特徴と知的障害を引き起こします。・また、心奇形など各種合併症も生じる割合の高い疾患です。原因・21トリソミーは、染色体異常によっ...
呼吸器

【小児科医blog:新生児, 呼吸器, NICU, PICU】気管・気管支軟化症について

総論・気道が脆弱なため、呼気時に気道内腔を保持できないために生じる閉塞性気道病変。・通常、気管の軟骨部と膜様部の比率は4.5:1くらいだが、軟化症は膜様部の比率が多いので、軟骨が少なく気道の形を保持しにくいので脆弱である。臨床症状・涕泣時の...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌代謝】SIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)まとめ

SIADH:syndrome of inappropriate antidiureteic gormone secretion SIADH(抗利尿ホルモン不適切分泌症候群)は、抗利尿ホルモンの異常な分泌によって引き起こされる病気です。低ナト...
アレルギー

【小児科医blog:消化器, アレルギー】好酸球性消化管疾患(EGIDs)について

定義・好酸球性消化管疾患(EGIDS; eosinophilic gastrointestinal disorders)は好酸球の消化管局所への異常な集積から炎症が生じ、消化管組織が傷害され、機能不全を起こす疾患の総称である。分類部位による...
消化器

【小児科医blog:消化器, 肝臓】非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)について

総論・脂肪肝は、肝細胞内に中性脂肪が過剰に蓄積した状態を指す・小児でもカロリーの過剰摂取や運動不足などの生活習慣に伴う非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD: nonalcoholic fatty liver disease)が多いが、年少児...
小児

【日記・雑記】理想の医師像:小児科医として、父として、息子として。

本日、休みでゆっくりしています。普段は仕事のことばかりで医学関連しかブログに書くことがありませんが、たまにはどんな仕事・人生を送りたいか考えてみました。小児科専門医を目指す私ですが、理想とする医師像について、今の私の考えをまとめておきます。...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, FA】納豆アレルギーについて(PGA感作)

概念・納豆アレルギーは、IgE依存性食物アレルギーであるにも関わらず、多くは遅発型アナフィラキシー(late-onset anaphylaxis)の臨床像を呈する。・主要アレルゲンは納豆の粘稠成分であるポリガンマグルタミン酸(poly-γ-...
感染症

【小児科医blog:感染症】エルシニア感染症について

総論・低温でもよく増殖するため、冬季の食中毒の原因菌としてよく知られる。・急性胃腸炎症状が多く認められる感染症。他の胃腸炎よりも下痢症状はゆっくりであり、12-22日持続する場合もある。20-60%で血便を認める。・回盲部病変(右下腹部痛を...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, FA】ラテックス-フルーツ症候群(LFS)について

定義・天然ゴムラテックス(natural rubber latex)のⅠ型アレルギー、いわゆるラテックスアレルギーの一部患者は、バナナ、アボカド、クリなどの経口摂取で即時型アレルギー症状を呈することがあり、これをラテックス・フルーツ症候群(...
アレルギー

【小児科医ブログ:アレルギー, FA】獣肉アレルギー(α-Gal症候群)について

定義・マダニ咬傷を介して、マダニ唾液や消化管内に存在する糖鎖の一種galactase-α-1,3-galactose(α-Gal)に感作されると、α-Galを含む食品や薬剤によってアレルギー症状が誘発されることがあり、これをα-Gal症候群...
救急

【小児科医blog:神経, 痙攣, PICU, ER】小児急性脳症の治療について

・今回は、急性脳症の治療方法についてまとめます。・以前、小児の脳炎・脳症についてブログに記載したので、下記に示します。脳症の分類などについてまとめています。治療総論・原因が不明の場合、主に高サイトカイン血症が発症のベースにあると想定した治療...
薬剤

【小児科医blog:薬剤, 睡眠】睡眠障害(不眠障害)の薬物療法

総論・乳幼児で睡眠開始と持続がうまくいかない行動不眠では、正常な睡眠パターンと適切な睡眠衛生が築かれていないことが多く、午前中に活動性を高め、日光を十分に浴びて。夜入眠前に覚醒刺激となる強い刺激(光・音・触覚)を与えず、朝まで静かで適切な状...
小児

【小児科医blog:感染症, 新生児, NICU, 眼科】先天性トキソプラズマ感染症について

総論・トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)はネコ科の動物を終宿主とし,ヒト,豚,ヤギ,ネズミ,ニワトリなどほとんどすべての哺乳類や鳥類を中間宿主とする細胞内寄生原虫であり,世界中に広く分布する。・先天性トキソ...
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