ゆるっと小児科医ブログ | ページ 21 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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消化器

【小児科医blog:消化器, 感染症, 抗菌薬】小児のヘリコバクター・ピロリ感染症について

※小児期ヘリコバクター・ピロリ感染症の診療と管理ガイドライン2018(日本小児栄養消化器肝臓学会)参照総論・ピロリ菌の感染の多くは小児期、特に乳幼児期に成立する。・日本における健常小児のピロリ感染率は約3~10%と言われている。感染経路・約...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経, 精神科, 産婦人科】新生児薬物離脱症候群について

総論・母体の第3三半期において分娩前に麻薬・向精神薬などに使用によって、出生した児に、麻薬などでみられる、いわゆる禁断症状様の症状が生ずることを新生児薬物離脱症候群という。・抗けいれん薬やベンゾジアゼピン系バルビツール酸、SSRI、三環系抗...
泌尿器

【小児科医blog:腎臓, 泌尿器, 尿検査】小児の血尿への対応

分類・血尿単独陽性者から見つかる疾患では、糸球体性と非糸球体性に分類される。・糸球体腎炎が重要ではあるが、血尿単独陽性の場合、糸球体腎炎が見つかる頻度は低く、組織障害の程度としても軽度であることが多い。糸球体性血尿の原因・家族性良性血尿(糸...
アレルギー

【小児科医blog:アレルギー, ER】ハチ毒アレルギーについて

総論・ハチ毒アレルゲンに暴露されることで感作が成立し、数週間程度で一部の人にアレルゲンに対する特異的IgE抗体が賛成される。・同アレルゲンに暴露され、抗原抗体反応が惹起されると、マスト細胞からヒスタミン、血小板活性化因子(PAF: plat...
アレルギー

【小児科医blog:呼吸器, アレルギー】乳幼児喘息の鑑別〜それって本当に喘息?〜

・小児の気管支喘息の多くが、乳幼児期に発症しています。・しかし、乳幼児では呼吸機能検査や起動過敏性検査などの実施は困難であり、検査による診断は難しい点があります。定義・小児気管支喘息治療・管理ガイドライン(JPGL)2020において、「5歳...
泌尿器

【小児科医blog:腎臓, 泌尿器】腎生検の必要な患者の紹介基準

小児腎臓病専門施設への紹介基準・小児の腎生検が実施可能な施設への紹介基準をまとめる。・糸球体腎炎を疑う基準と、CAKUTを含む先天性腎臓疾患や結石・腫瘍などを疑う基準がある。糸球体腎炎を疑う基準①早朝第一尿の尿蛋白/クレアチニン比(g/gC...
感染症

【小児科医blog:消化器, 外科, 感染症】小児の腹膜炎(抗菌薬治療について)

腹膜炎(peritonitis)の病態・多くは腸穿孔または縫合不全による細菌漏出に伴う二次性細菌性腹膜炎。・特殊な腹膜炎として、ネフローゼ症候群による腹水貯留に続発する特発性細菌性腹膜炎、腹膜透析や脳室-腹腔シャント(VPシャント)による感...
救急

【小児科医blog:電解質, 輸液, 内服】低リン(P)血症について

・低リン血症とは、血液中のリン濃度が非常に低い状態をいいます。分類・低リン血症は、急性と慢性に分類されます。急性低リン血症・特定の病気から回復する際に体は大量のリンを消費するため、以下のような病態から回復する際に急性低リン血症が発生する可能...
内分泌代謝

【小児科医blog:内分泌, 救急, PICU】低Na血症について

低ナトリウム血症の対応①血液検査で血清Naを測定・低Na血症の定義は、血清Na値 135 mEq/L以下の状態です。・また以下のように重症度分類がされます。軽度:130-135mEq/L中等度:125-129mEq/L重度:125 mEq/...
神経

小児の顔面神経麻痺について

病因・10歳以下における発症頻度は10万人あたり3人程度と多くない。・主な原因として、70%程度はBell麻痺、7%がRamsay-Hunt症候群、5%が外傷性、3%が中耳炎性、2%が腫瘍性との報告がある。そして10%ほどが先天性の麻痺であ...
精神科

【小児科医blog:精神, 栄養, 電解質, PICU】神経性やせ症(Anorexia nervosa:AN)について

臨床的特徴神経・精神症状・摂食行動の異常(摂食量低下、食物のこだわり、食事時間の延長、食物破棄、食べさせ行為等)・体重増加の恐怖・ボディイメージの障害・過活動・認知機能障害・抑うつ、不安・強迫症、焦燥・希死念慮、無気力検査・頭部CT、MRI...
新生児

【小児科医blog:新生児、胎便、消化器、外科】胎便病について

総論・粘稠な胎便(胎児期に腸の中にたまっているネバネバした便)によって、大腸や小腸の閉塞が生じる疾患・胎便が大腸の中にのみ詰まったものを胎便栓症候群、小腸の中に詰まったものを胎便病と分けてよぶこともあるが、どこに胎便が詰まっているのかはっき...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経, 脳波, 発作】新生児の脳波, aEEGについて

新生児の脳波新生児の正常脳波①覚醒波(連続性パターン)・覚醒時、浅い睡眠(動睡眠、REM睡眠)時に脳は活動が連続的に出現する。②睡眠波(交代性パターン)・深い睡眠(静睡眠、non-REM睡眠)時に高振幅波と低振幅波が4-8秒ごとに交互に出現...
循環器

【小児科医blog:新生児, 循環器, NICU】心室中隔欠損症 (VSD) について

VSD: ventricular septal defect総論・先天的に心室中隔の一部に欠損孔があり、その孔を通して左室から右室、肺動脈へ動脈血の一部が流入する病態。・左室と右室の間の圧較差により血液が左室から右室に流れ、肺動脈に流れる血...
感染症

【小児科blog:感染症, 免疫・膠原病】溶連菌感染症後関節炎(PSRA)について

総論・A群溶連菌咽頭炎後の関節炎で、リウマチ熱の診断基準(Jones Criteria)に合致しないような症例をPost streptococcal reactive arthritis(PSRA)と呼ぶ。・リウマチ熱(rheumatic ...
新生児

【小児科医blog:新生児、消化管, 小児外科】鎖肛(直腸肛門奇形)について

総論・会陰部の肛門窩に肛門がないため、排便することができない奇形疾患。・排便、排ガスができないと、腹部が張ってきて、嘔吐や呼吸苦が出現する。・肛門は妊娠初期につくられるが、何らかの理由で上手く発生しなかった場合に鎖肛となる。発生・直腸肛門管...
新生児

【小児科医blog:新生児, 血液】(新生児)多血症について

総論・末梢静脈血でヘマトクリット値(Ht)≧70%、あるいは中心静脈血や動脈血でHt≧65%の児のことを多血症という。・足踵では高値を示すので不適当。・多血傾向のある児はしばしば見られるが、実際治療を要する多血症の児であるかを見極めることが...
神経

【小児科医blog:神経, けいれん, 薬剤】ミダゾラム口腔用液(ブコラム)について

総論・ブコラムは、生後3ヶ月から18歳未満のお子さんの『てんかん重積状態』に投与する薬剤です。・介護者の方などが、家庭で投与することもできます(生後3-6ヶ月のお子さんの場合は、医師のもとで投与を行います)。投与量3ヶ月~1歳未満:2.5m...
小児

【小児科医blog:整形外科, 小児科, 新生児科】乳児股関節エコー, 先天性股関節脱臼について

総論・先天性股関節脱臼(developmental dysplasia of the hip : DDH)は、新生児および乳児期の股関節検診をはじめとして、小児科医および整形外科医の診察・診断機会の多い疾患である。・身体所見のみでは脱臼を見...
新生児

【小児科医blog:新生児, 染色体異常】18トリソミー (18 trisomy) , Edwards症候群 について

総論・18番染色体の代表的な疾患、18トリソミー、Edwards症候群についてまとめます。・18番染色体は全DNAの約5%を占め、常染色体の中では21番染色体に次いで2番目に遺伝子数が少なく、約400の遺伝子が含まれます。・胎内にて羊水過多...
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