ゆるっと小児科医ブログ | ページ 22 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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小児

【小児科医blog:小児, 新生児, 頭蓋骨, 脳】頭部の形態異常について

総論・頭部の形態異常がある場合、病歴と身体診察で良性の頭蓋骨変形なのかを予想することができる。・また骨縫合が正常かどうかも大事なポイントである。・上記の2つ(良性疑い・骨縫合正常)に当てはまるか、そうでないかで鑑別疾患が異なる・成長過程の頭...
小児

【小児科医blog:小児, 頭蓋骨, 脳】巨頭症(macrocephaly)について

総論・巨頭症(macrocephaly)とは、後頭前頭囲(OFC: occipitofrontal circumference)が平均値より+2SD(標準偏差)以上のものと定義される。・巨脳症(magalencephaly)は脳成長の障害で...
新生児

【小児科blog:新生児, PICU, 産婦人科】胎児発育不全(FGR)について

総論:FGR(fetal growth restriction)とは?・何らかの原因で赤ちゃんの体重が妊娠週数に対して小さい状態を胎児発育不全(FGR)という・また、出生体重が該当する在胎週数の標準出生体重と比較して小さい新生児をLGA(l...
感染症

【小児科blog:感染症, 耳鼻科】外耳道炎について

総論・Swimmer's ear, tropical earと呼ばれる。つまり、水気、温帯・多湿がリスクになる。・外耳道炎は疼痛が伴う。外耳道周囲には三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経などの脳神経感覚枝が分布しているためである。・内側6...
感染症

【小児科blog:整形外科, 画像診断】小児の股関節炎について

単純性関節炎総論・小児股関節痛の最多の原因。・先行感染(ウイルス性上気道炎、胃腸炎など)後、原因不明の片側の単関節炎として発症する。部位としては、股関節が最も多い。・平均年齢は5-6歳くらい。男児が女児の2倍多い。・痛みの程度は様々であるが...
新生児

【小児科blog:新生児、泌尿器、腎、NICU、PICU】胎児水腎症について

CAKUT:congenital anomalies of the kidney and urinary tract 先天性腎尿路異常総論・胎児水腎症の有病率は約2〜2.5%ほどである。・重症度判定の方法として、超音波検査による腎盂の前後径...
腎臓

【小児科医blog:腎臓, 健診】蛋白尿について(精密検査・検査基準値など)

Introduction・今回は、学校検尿で指摘されることのある、蛋白尿についてまとめます。・もし、学校検尿で蛋白尿を指摘されて病院に受診された際、どんな検査をすれば良いのでしょうか?また、腎専門医につなげるには、検査値の異常をどこに定めれ...
呼吸器

【小児科blog:新生児, 循環, 薬剤, PICU, NICU】新生児遷延性肺高血圧(PPHN)について

PPHN: persistent pulmonary hypertension of the newborn総論・何らかの原因で胎盤が脱落した後も肺循環がうまく始まらない、新生児早期の適応障害のこと。・肺循環が確立しないために低酸素血症を来...
内分泌代謝

【小児科blog:内分泌代謝, 新生児, NICU】新生児低血糖について

以前の記事で、新生児だけでなく一般小児の低血糖についてまとめてあるので、下記記事を参照ください!!↓総論・新生児低血糖症とは、血中のグルコース濃度が低下し、細胞機能が維持できない状態のことである。・新生児における低血糖症の定義は、およそ血糖...
小児

【小児科blog:小児, 眼科】先天性鼻涙管閉塞について

Congenital nasolacrimal duct obstruction:CNLDO総論・CNLDOは、小児に多くみられる疾患であり、涙道の排水システムの障害を引き起こし、臨床的には流涙症や眼脂などの症状を呈する疾患である。・幼少期...
感染症

【小児科blog:消化器, 外科, ER】急性虫垂炎について

病態・糞石や、粘膜〜粘膜下層の腫大したリンパ組織、屈曲が虫垂内腔を狭窄・閉塞し、盲端側の内圧上昇を引き起こし発症の機転となる。そして腸内細菌が増殖し急性炎症を起こす。・周囲腸管の炎症が虫垂に波及する場合もある。・4歳以上、徳に10代前半に多...
感染症

【小児科blog:小児, 感染症】ヘルパンギーナ(エンテロウイルス)について

いわゆる「夏風邪」の小児の代表格、ヘルパンギーナが2023年夏に大流行しています...。どこの小児科もヘルパンギーナが大暴れしており、医療ひっ迫状態となっています。このやっかいな疾患について、今回はまとめていきます。総論・夏季に乳幼児に流行...
皮膚

【小児科blog:皮膚, 感染症, 紅斑】結節性紅斑について

結節性紅斑とは、潮紅と圧痛を伴う皮下結節〜硬結を特徴とする皮下脂肪織炎で、主として両側下腿伸側に生じる皮膚疾患です。今回は、結節性紅斑についてまとめていきます。特徴・真皮、皮下組織の炎症性反応。炎症なので圧痛を伴う。・大きさは1cm前後~数...
感染症

【小児科医Blog:感染症】ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)について

今回は、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome: SSSS)についてまとめます。疑う特徴は・5歳未満の開口部(眼・鼻・口・尿道・肛門)や擦過部(特に腋窩)の熱傷様発疹・皮膚は赤...
感染症

【小児科blog:感染症, 腸管, 嘔吐・下痢】急性胃腸炎への対応について

病態・便性異常(軟便もしくは水様性便など)が24時間以内に3回以上、または通常の便の倍の回数以上、または通常の倍以上の量出る鑑別のポイント〜細菌性vsウイルス性〜ウイルス性胃腸炎・性状は水様性下痢・腹痛は比較的軽度・発熱はなし〜微熱対応・対...
内分泌代謝

【小児blog:内分泌, 甲状腺, 診断】先天性甲状腺機能低下症の診断

総論・先天性甲状腺機能低下症(congenital hypothyroidism: CH)は、濾紙血TSH測定による新生児マススクリーニングが1979年より実施されることで診断機会が増えた疾患である。・CHは胎生期または周産期に生じた甲状腺...
皮膚

【小児科blog:皮膚軟部組織, 感染症】多形滲出性紅斑について

多形紅斑(erythema multiforme: EM)頻度・20-40歳に好発する。しかし小児でも認められる。・年間発症率は1%未満。性状・丸くて隆起した紅色の皮疹が四肢に対称性に出現する。・5-20mm大の境界明瞭の紅斑。・周辺は隆起...
内分泌代謝

【小児科blog:内分泌疾患】McCune-Albright症候群について

総論・McCune-Albright症候群(MAS)は、骨病変、皮膚病編、および内分泌機能亢進症といった幅広い臨床像を呈する疾患である。・発症頻度は10万分の1〜100万分の1、女子に多い。・20q 13. 3に位置するGNAS遺伝子の活性...
感染症

【小児科blog:NICU, PICU, ER, 集中治療】CVカテーテル関連血流感染症(CRBSI)について

カテーテル関連血流感染症(CRBSI)・「Clinical Infectious Disease 血管内カテーテル関連感染症の診断と治療に関する実践的臨床ガイドライン(2009)」に治療方針がまとめられています。診断基準①末梢血培養とカテー...
新生児

【小児科blog:腎臓, 新生児, 泌尿器, エコー】水腎症について

原因・腎盂尿管移行部狭窄が最多。・続いて、膀胱尿管逆流(VUR)、尿管遠位橋端の閉塞性疾患(尿管瘤、巨大尿管)、尿道閉塞疾患(後部尿道弁)の順となる。・尿管の拡張を伴う場合は尿管膀胱移行部狭窄(巨大尿管)や尿管瘤を考える。・膀胱の拡張を伴う...
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