ゆるっと小児科医ブログ | ページ 23 | 小児科医の日常・勉強ブログ
スポンサーリンク
神経

小児の顔面神経麻痺について

病因・10歳以下における発症頻度は10万人あたり3人程度と多くない。・主な原因として、70%程度はBell麻痺、7%がRamsay-Hunt症候群、5%が外傷性、3%が中耳炎性、2%が腫瘍性との報告がある。そして10%ほどが先天性の麻痺であ...
精神科

【小児科医blog:精神, 栄養, 電解質, PICU】神経性やせ症(Anorexia nervosa:AN)について

臨床的特徴神経・精神症状・摂食行動の異常(摂食量低下、食物のこだわり、食事時間の延長、食物破棄、食べさせ行為等)・体重増加の恐怖・ボディイメージの障害・過活動・認知機能障害・抑うつ、不安・強迫症、焦燥・希死念慮、無気力検査・頭部CT、MRI...
新生児

【小児科医blog:新生児、胎便、消化器、外科】胎便病について

総論・粘稠な胎便(胎児期に腸の中にたまっているネバネバした便)によって、大腸や小腸の閉塞が生じる疾患・胎便が大腸の中にのみ詰まったものを胎便栓症候群、小腸の中に詰まったものを胎便病と分けてよぶこともあるが、どこに胎便が詰まっているのかはっき...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経, 脳波, 発作】新生児の脳波, aEEGについて

新生児の脳波新生児の正常脳波①覚醒波(連続性パターン)・覚醒時、浅い睡眠(動睡眠、REM睡眠)時に脳は活動が連続的に出現する。②睡眠波(交代性パターン)・深い睡眠(静睡眠、non-REM睡眠)時に高振幅波と低振幅波が4-8秒ごとに交互に出現...
循環器

【小児科医blog:新生児, 循環器, NICU】心室中隔欠損症 (VSD) について

VSD: ventricular septal defect総論・先天的に心室中隔の一部に欠損孔があり、その孔を通して左室から右室、肺動脈へ動脈血の一部が流入する病態。・左室と右室の間の圧較差により血液が左室から右室に流れ、肺動脈に流れる血...
感染症

【小児科blog:感染症, 免疫・膠原病】溶連菌感染症後関節炎(PSRA)について

総論・A群溶連菌咽頭炎後の関節炎で、リウマチ熱の診断基準(Jones Criteria)に合致しないような症例をPost streptococcal reactive arthritis(PSRA)と呼ぶ。・リウマチ熱(rheumatic ...
新生児

【小児科医blog:新生児、消化管, 小児外科】鎖肛(直腸肛門奇形)について

総論・会陰部の肛門窩に肛門がないため、排便することができない奇形疾患。・排便、排ガスができないと、腹部が張ってきて、嘔吐や呼吸苦が出現する。・肛門は妊娠初期につくられるが、何らかの理由で上手く発生しなかった場合に鎖肛となる。発生・直腸肛門管...
新生児

【小児科医blog:新生児, 血液】(新生児)多血症について

総論・末梢静脈血でヘマトクリット値(Ht)≧70%、あるいは中心静脈血や動脈血でHt≧65%の児のことを多血症という。・足踵では高値を示すので不適当。・多血傾向のある児はしばしば見られるが、実際治療を要する多血症の児であるかを見極めることが...
神経

【小児科医blog:神経, けいれん, 薬剤】ミダゾラム口腔用液(ブコラム)について

総論・ブコラムは、生後3ヶ月から18歳未満のお子さんの『てんかん重積状態』に投与する薬剤です。・介護者の方などが、家庭で投与することもできます(生後3-6ヶ月のお子さんの場合は、医師のもとで投与を行います)。投与量3ヶ月~1歳未満:2.5m...
小児

【小児科医blog:整形外科, 小児科, 新生児科】乳児股関節エコー, 先天性股関節脱臼について

総論・先天性股関節脱臼(developmental dysplasia of the hip : DDH)は、新生児および乳児期の股関節検診をはじめとして、小児科医および整形外科医の診察・診断機会の多い疾患である。・身体所見のみでは脱臼を見...
新生児

【小児科医blog:新生児, 染色体異常】18トリソミー (18 trisomy) , Edwards症候群 について

総論・18番染色体の代表的な疾患、18トリソミー、Edwards症候群についてまとめます。・18番染色体は全DNAの約5%を占め、常染色体の中では21番染色体に次いで2番目に遺伝子数が少なく、約400の遺伝子が含まれます。・胎内にて羊水過多...
小児

【小児科医blog:小児, 新生児, 頭蓋骨, 脳】頭部の形態異常について

総論・頭部の形態異常がある場合、病歴と身体診察で良性の頭蓋骨変形なのかを予想することができる。・また骨縫合が正常かどうかも大事なポイントである。・上記の2つ(良性疑い・骨縫合正常)に当てはまるか、そうでないかで鑑別疾患が異なる・成長過程の頭...
小児

【小児科医blog:小児, 頭蓋骨, 脳】巨頭症(macrocephaly)について

総論・巨頭症(macrocephaly)とは、後頭前頭囲(OFC: occipitofrontal circumference)が平均値より+2SD(標準偏差)以上のものと定義される。・巨脳症(magalencephaly)は脳成長の障害で...
新生児

【小児科blog:新生児, PICU, 産婦人科】胎児発育不全(FGR)について

総論:FGR(fetal growth restriction)とは?・何らかの原因で赤ちゃんの体重が妊娠週数に対して小さい状態を胎児発育不全(FGR)という・また、出生体重が該当する在胎週数の標準出生体重と比較して小さい新生児をLGA(l...
感染症

【小児科blog:感染症, 耳鼻科】外耳道炎について

総論・Swimmer's ear, tropical earと呼ばれる。つまり、水気、温帯・多湿がリスクになる。・外耳道炎は疼痛が伴う。外耳道周囲には三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経などの脳神経感覚枝が分布しているためである。・内側6...
感染症

【小児科blog:整形外科, 画像診断】小児の股関節炎について

単純性関節炎総論・小児股関節痛の最多の原因。・先行感染(ウイルス性上気道炎、胃腸炎など)後、原因不明の片側の単関節炎として発症する。部位としては、股関節が最も多い。・平均年齢は5-6歳くらい。男児が女児の2倍多い。・痛みの程度は様々であるが...
新生児

【小児科blog:新生児、泌尿器、腎、NICU、PICU】胎児水腎症について

CAKUT:congenital anomalies of the kidney and urinary tract 先天性腎尿路異常総論・胎児水腎症の有病率は約2〜2.5%ほどである。・重症度判定の方法として、超音波検査による腎盂の前後径...
腎臓

【小児科医blog:腎臓, 健診】蛋白尿について(精密検査・検査基準値など)

Introduction・今回は、学校検尿で指摘されることのある、蛋白尿についてまとめます。・もし、学校検尿で蛋白尿を指摘されて病院に受診された際、どんな検査をすれば良いのでしょうか?また、腎専門医につなげるには、検査値の異常をどこに定めれ...
呼吸器

【小児科blog:新生児, 循環, 薬剤, PICU, NICU】新生児遷延性肺高血圧(PPHN)について

PPHN: persistent pulmonary hypertension of the newborn総論・何らかの原因で胎盤が脱落した後も肺循環がうまく始まらない、新生児早期の適応障害のこと。・肺循環が確立しないために低酸素血症を来...
内分泌代謝

【小児科blog:内分泌代謝, 新生児, NICU】新生児低血糖について

以前の記事で、新生児だけでなく一般小児の低血糖についてまとめてあるので、下記記事を参照ください!!↓総論・新生児低血糖症とは、血中のグルコース濃度が低下し、細胞機能が維持できない状態のことである。・新生児における低血糖症の定義は、およそ血糖...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました
google.com, pub-9029171507170633, DIRECT, f08c47fec0942fa0