ゆるっと小児科医ブログ | ページ 24 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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感染症

【小児科blog:小児, 感染症】ヘルパンギーナ(エンテロウイルス)について

いわゆる「夏風邪」の小児の代表格、ヘルパンギーナが2023年夏に大流行しています...。どこの小児科もヘルパンギーナが大暴れしており、医療ひっ迫状態となっています。このやっかいな疾患について、今回はまとめていきます。総論・夏季に乳幼児に流行...
皮膚

【小児科blog:皮膚, 感染症, 紅斑】結節性紅斑について

結節性紅斑とは、潮紅と圧痛を伴う皮下結節〜硬結を特徴とする皮下脂肪織炎で、主として両側下腿伸側に生じる皮膚疾患です。今回は、結節性紅斑についてまとめていきます。特徴・真皮、皮下組織の炎症性反応。炎症なので圧痛を伴う。・大きさは1cm前後~数...
感染症

【小児科医Blog:感染症】ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)について

今回は、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome: SSSS)についてまとめます。疑う特徴は・5歳未満の開口部(眼・鼻・口・尿道・肛門)や擦過部(特に腋窩)の熱傷様発疹・皮膚は赤...
感染症

【小児科blog:感染症, 腸管, 嘔吐・下痢】急性胃腸炎への対応について

病態・便性異常(軟便もしくは水様性便など)が24時間以内に3回以上、または通常の便の倍の回数以上、または通常の倍以上の量出る鑑別のポイント〜細菌性vsウイルス性〜ウイルス性胃腸炎・性状は水様性下痢・腹痛は比較的軽度・発熱はなし〜微熱対応・対...
内分泌代謝

【小児blog:内分泌, 甲状腺, 診断】先天性甲状腺機能低下症の診断

総論・先天性甲状腺機能低下症(congenital hypothyroidism: CH)は、濾紙血TSH測定による新生児マススクリーニングが1979年より実施されることで診断機会が増えた疾患である。・CHは胎生期または周産期に生じた甲状腺...
皮膚

【小児科blog:皮膚軟部組織, 感染症】多形滲出性紅斑について

多形紅斑(erythema multiforme: EM)頻度・20-40歳に好発する。しかし小児でも認められる。・年間発症率は1%未満。性状・丸くて隆起した紅色の皮疹が四肢に対称性に出現する。・5-20mm大の境界明瞭の紅斑。・周辺は隆起...
内分泌代謝

【小児科blog:内分泌疾患】McCune-Albright症候群について

総論・McCune-Albright症候群(MAS)は、骨病変、皮膚病編、および内分泌機能亢進症といった幅広い臨床像を呈する疾患である。・発症頻度は10万分の1〜100万分の1、女子に多い。・20q 13. 3に位置するGNAS遺伝子の活性...
感染症

【小児科blog:NICU, PICU, ER, 集中治療】CVカテーテル関連血流感染症(CRBSI)について

カテーテル関連血流感染症(CRBSI)・「Clinical Infectious Disease 血管内カテーテル関連感染症の診断と治療に関する実践的臨床ガイドライン(2009)」に治療方針がまとめられています。診断基準①末梢血培養とカテー...
新生児

【小児科blog:腎臓, 新生児, 泌尿器, エコー】水腎症について

原因・腎盂尿管移行部狭窄が最多。・続いて、膀胱尿管逆流(VUR)、尿管遠位橋端の閉塞性疾患(尿管瘤、巨大尿管)、尿道閉塞疾患(後部尿道弁)の順となる。・尿管の拡張を伴う場合は尿管膀胱移行部狭窄(巨大尿管)や尿管瘤を考える。・膀胱の拡張を伴う...
新生児

【小児科blog:新生児, 耳鼻科】喉頭軟化症(Laryngomalacia)について

総論・喉頭軟化症とは、主に乳幼児にみられる上気道の異常で、喉頭組織の脆弱性のため吸気時に喉頭蓋が内側の気道内へ引き込まれ、吸気性喘鳴などの上気道閉塞症状をきたします。・生後数週間から数ヶ月で発症します。・SpO2低下のほか、哺乳不良の症状を...
小児

【小児科blog:成長・発達, 健診, 運動・言語・社会性】健康診査について, チェックポイントまとめ

職場の仕事で、市町村の健康診査を行わせていただくことになりました。小児の健康診察についてまとめてみます。それぞれの年齢で、どのくらいのことができるのか、小児科医がチェックしている項目の一部ですが、紹介します。・健康診査は、母子保健法という法...
救急

【小児科blog:NICU, ER, 薬剤】小児の電解質異常について

高・低Na血症、高・低K血症などの電解質異常は決して稀ではありません。また、入院時は電解質異常がなくても、輸液療法を何も考えずに継続すると医原性に引き起こしてしまうこともあります。それでは、電解質異常はどんな点に注意して、治療方法は何がある...
新生児

【小児科blog: 皮膚, 新生児】新生児の皮膚所見について

・新生児の皮膚の異常といえば、乳児湿疹、おむつかぶれなどが多数を占めますが、他にも皮膚所見の異常をきたす疾患があります。・皮膚所見の異常はいくつかありますが、今回は、発赤をきたすものをピックアップして紹介します。新生児中毒性紅斑・生後数日以...
呼吸器

【小児科blog:新生児, 呼吸器】気胸, エアリーク症候群(空気漏出症候群)について

総論・肺エアリークは、エアトラッピングや不均等なガス分布により肺が過膨張して破綻し、エアが肺胞から肺胞外のスペースへ漏出することにより生じる。・エアの漏出がどの部位に起こりスペースができるかによって、気胸、縦隔気腫、間質性肺気腫、心嚢気腫に...
小児

【小児科blog:新生児, 神経】新生児の臀部の異常について, stigma, dimple

・新生児健診では、赤ちゃんのおしりをチェックすることも重要です。・肛門部だけではなく、臀裂の中も開いて仙尾部も観察する必要があります。注意して観察するポイント・陥凹(先天性皮膚洞、臀裂偏位、脊髄破裂、先天性表皮欠損症)・膨隆(血管腫、脊髄髄...
新生児

【小児科blog:新生児, 皮膚】新生児の臍の異常について, 臍肉芽, 臍炎について

どれくらいの時間が経過すれば、臍の緒(臍帯)は取れてくるのか?・新生児の臍は、好中球が臍帯基部に遊走、浸潤し、臍帯を溶かすことによって生後1週間くらいで取れてきます。・しかし、臍帯が取れるのに3週間以上の時間がかかるときには、好中球機能の障...
新生児

【小児科blog:新生児, 栄養】HMS-1, HMS-2(母乳強化物質)について

目的・超低出生体重児は、体内で十分な栄養素の備蓄なく出生し、生後も臨床的にフルの栄養にできないことが多い(慢性肺疾患, 無呼吸etc)。特に、タンパク質、Ca(カルシウム)、P(リン)が不足する。そのため、発育不全や骨減少症のリスクとなる。...
新生児

【小児科blog:神経, 新生児】神経管閉鎖不全(二分脊椎, 脊髄髄膜瘤)について

神経管閉鎖不全とは?・胎生3-8週の神経管形成時期に脊椎や脊髄の形成が障害されることにより生じる病態。・脊椎の構成要素である椎弓や椎体の形成不全により、脊椎管が開放した状態を二分脊椎という。・二分脊椎の状態で症状が出現している、または症状が...
小児

【小児科医blog:神経, 薬剤, 成人期移行】抗てんかん薬の内服治療について

今回は抗てんかん薬についてのまとめです。てんかん自体については、以前の記事でまとめてます。治療のポイント・2回以上の発作で治療を開始し、発作型分類を念頭に、症候群診断、長期的予後を推定し、副作用、患児の年齢と性別、併存症に配慮した薬剤選択を...
血液

【小児科医blog:血液, 皮膚, ER】小児の紫斑について. 鑑別方法は何か

紫斑は圧迫して退色しない紫色の皮疹です。※対して、圧迫で消退するのは紅斑や毛細血管拡張です。鑑別・紫斑について鑑別疾患を考える際、2つのポイントが重要になります。・一つは紫斑が隆起している(=触知可能)ものなのか・もう一つは発熱の有無です。...
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