ゆるっと小児科医ブログ | ページ 25 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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感染症

【小児科医blog:新生児, 検査】新生児の腰椎穿刺

今回は、髄液を採取することで髄膜炎や頭蓋内出血などを検索する目的の検査、腰椎穿刺の手順などについてまとめます。適応・中枢神経感染症が疑われるとき・くも膜下出血が疑われるとき・出血後水頭症の減圧を試みるとき・代謝疾患の診断目的この中でも、中枢...
小児

【小児科医blog:新生児, 循環器】新生児の心雑音について

Intro新生児で心雑音を聴取される場合、必ずしも、『心雑音=心臓病』というわけではありません。しかし、心雑音が心疾患を発見するきっかけになることも当然あり、見逃すことのできない所見であります。ところがある問題が....。新生児の心雑音の聴...
泌尿器

【小児科医Blog:泌尿器】精巣捻転について

症状・精巣の痛みを訴えるのは、病状が進行した状態の時で緊急度が高い。・その前に、下腹部痛の訴えで受診することも多い。これは、精巣が発生学的にTh10-12の神経の位置(交感神経の求心性節後繊維)でつくられ、腹部から股間まで下がってきているた...
小児

【小児科医blog:感染症,抗菌薬】溶連菌の評価スコアリングについて

鼻汁も咳嗽もなく、咽頭痛だけある発熱....といえば溶連菌が代表的な疾患, common diseaseの一つですね。溶連菌は, A群β溶血連鎖球菌(GAS: group A streptococcus)は小児の咽頭炎の2-3割を占めるとも...
救急

【小児科医blog:救急, 中毒】小児の中毒について

初期対応:中毒を疑う患者がきたら、まずどうする?・何よりも、まずはABC、バイタルサインの評価→安定化、全身管理が基本です。・そこが落ちついている場合、中毒に対しての治療を始めていきます。活性炭・内服1時間以内、もしくは徐放製剤(テオフィリ...
内分泌代謝

【小児科blog:内分泌, 救急, ER】糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)について

DKA:diabetic ketoacidosis 総論・DKAとは、何らかの侵襲がきっかけとなり、インスリンの絶対量が少なく、高血糖・高ケトン血症、代謝性アシドーシスになってしまう病態。・高血糖による浸透圧性利尿で脱水となる。・小児では脱...
感染症

【小児科blog:感染症, 神経】無菌性髄膜炎, ウイルス性髄膜炎について

疫学・年齢別の報告数では0歳が最も多く、14歳以下の小児が全体の50-70%を占める。・原因としてはエンテロウイルスが最多で、起因ウイルスが同定されたものの内、55-90%を占める。・他にパレコウイルスの流行も多く、エンテロと合わせると夏を...
呼吸器

【小児科医blog:新生児, 感染症, RSウイルス感染症】パリビズマブ(シナジス)について

Introduction・パリビズマブはRSウイルス感染予防のためのモノクローナル抗体である・RSウイルスの流行期に、4週ごとに筋肉内投与をする・予防接種ではないので、他の予防接種と並行して投与可能である投与方法・筋肉内注射・投与量(mg)...
小児

【小児科医blog:神経・難病】SMA(脊髄筋萎縮症)について

定義・脊髄の前角細胞の変性による筋萎縮と進行性の筋力低下を特徴とする疾患病因・原因遺伝子は5番染色体長腕5q13に存在するSMN(survival motor neuron)遺伝子の異常で、常染色体劣性遺伝である・SMNタンパクをコードする...
小児

Injury Alert:No.126 ナツメグ入りポプリの誤食による中毒

日本小児科学会雑誌 Injury Alertより参照です今回も実際の症例をチェックしておきましょう!ナツメグといえば、肉料理によく使われる香辛料ですが、スパイス系は過量に摂取すると重篤な症状を呈するものもあります。また最近では強い香りから芳...
新生児

新生児の哺乳栄養について

母乳栄養・出生体重1500g以上の児では、日齢1から経管栄養を開始し、毎日増量させていく。増量の目安1500-1999g:3-4mLずつ増量2000-2499g:5mLずつ増量2500g以上:5-10mLずつ増量・厳密に、必ず上記の量ずつ増...
新生児

【小児科医blog:輸液, 新生児, NICU】新生児の輸液療法について

今回は新生児の輸液療法についてです。一般小児の輸液については下記のブログ記事参照です。適応・出生体重2000g未満の低出生体重児・低血糖、経口的栄養摂取が不十分な児低出生体重児(出生体重1500g以上)および正期産児の場合の輸液・日齢0は1...
循環器

頻脈発作の治療:ATP(アデホス)の使用方法

頻脈発作の治療・PALSガイドラインでは、上室性頻拍が疑われる場合はアデノシン0.1-0.2 mg/kgまでの投与が推奨されている。・しかし、本邦ではアデノシン三リン酸(ATP:アデホス®︎)が使用されることが多い。・小児不整脈の診断・治療...
新生児

【小児科医blog:NICU, 神経】新生児けいれん(発作), electrographic only seizure

総論・新生児発作は中枢神経の重篤な障害を反映する徴候であり、緊急を要する疾患の一つである。慢性のてんかん性の場合もあるが、低酸素虚血、出血、低血糖などによる脳の一時的な急性症状の場合も多い。・新生児けいれんでは、けいれん以外の発作症状(無呼...
救急

Injury Alert :球体のおもちゃ誤飲について

日本小児科学会雑誌 Injury Alertより参照です今回も実際の症例をチェックしておきましょう!※「(→)」の記載は個人の感想です。事例年齢:1歳9ヶ月 性別:男児 体重:10kg 身長:90cm(→乳児とは違い、自分で動き回り、自由に...
新生児

【小児科医blog:新生児】無呼吸発作について

定義①20秒を超える呼吸停止②20秒未満でも、チアノーゼ(酸素飽和度低下)や徐脈、蒼白のいずれかを伴うもの。・呼吸停止には、胸郭運動が認められても鼻腔内気流が認められないもの(閉塞性無呼吸)も含まれる原因未熟性(原発性)・呼吸中枢、気道構造...
小児

【小児科医blog:救急】小児の頭部外傷について, 頭部CTはどんなときに撮影すれば良いのか?

Introduction小児の頭部外傷のCT適応については、不要ま被爆は可能であれば避けたいという観点から、複数のアルゴリズムがあります。例えば、・PECARN・CATCH・NICEガイドライン・CHALICE.....などなどです。それぞ...
循環器

【新生児の心機能評価】心臓エコーでの前負荷の評価

新生児の心機能評価に有用な、心臓エコー検査における心機能評価についてまとめます。心機能は、心拍数、前負荷、後負荷(駆出への抵抗)、心筋収縮能、心筋拡張能の5つの機能から成りたり、それぞれの異常で心不全が起こります。今回は、前負荷の評価方法に...
小児

【書籍紹介:新生児】新生児医療 67の臨床手技とケア: タイミング、流れ&コツ、評価まで見える (赤ちゃんを守る医療者の専門誌with NEO 2019年秋季増刊) 

この春から、小児科専攻医2年目となりました。新しい職場に異動になり、心機一転また頑張っていきたいです。まずは前の職場と違う電子カルテに慣れる所からですね...。全国で同じ電子カルテにならないかと真剣に願っています。今年は、新生児を多く扱うN...
新生児

ステイブル・マイクロバブルテスト(SMT)について

ステイブル・マイクロバブルテスト(SMT)とは・一言で言うと、SMTにより肺サーファクタント活性を調べ、RDSの診断や発症の予測をすることができる。・羊水や胃液(嚥下羊水を含む)に混入した肺サーファクタントの活性を測定することにより、十分な...
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