ゆるっと小児科医ブログ | ページ 10 | 小児科医の日常・勉強ブログ
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血液

【小児科医blog:血液】von Willebrand病(フォン・ヴィレブランド病) 〜最新の診断と治療アプローチ〜

今回は血液凝固異常の中でも最も一般的な疾患の一つである「von Willebrand病(フォン・ヴィレブランド病)」についてのまとめです。どのような患者で本疾患を疑い、診断のために行うべき検査や、診断後の治療法、普段の生活で気をつけるべきポ...
神経

【小児科医blog:神経】神経線維腫症1型(Neurofibromatosis type 1:NF1)について

総論・神経線維腫症1型(Neurofibromatosis type 1、以下NF1)は、遺伝性の神経皮膚症候群であり、全身に多様な影響を及ぼす疾患です。・NF1は常染色体優性遺伝により発症し、主に皮膚、神経系、骨格系に異常をもたらします。...
血液

【小児科医blog:血液】鉄欠乏性貧血(IDA:iron deficiency anemia)について

IDA:iron deficiency anemia 総論・乳児期後期と思春期では、急激な成長のため鉄欠乏性貧血になりやすい。・貧血を示唆する基準としては、6か月〜6歳の小児でHb 11 g/dL以下である。・鉄欠乏性貧血の場合、小球性低色...
皮膚

【小児科医blog:血液・腫瘍】乳児血管腫(infantile hemangioma)について

Introductionとある小児科外来。赤ちゃんを連れたお母さんが皮疹の相談目的で受診してきました。症例:2か月、男児主訴:顔面の腫瘤両親「産まれた時はなかったと思うんですが、顔にできものがあると気づきました。だんだん大きくなってきて、色...
免疫

【小児科医Blog:免疫】原発性免疫不全症(PID)について

総論・原発性免疫不全症(primary immunodeficiency Disorders: PID)は、免疫系の機能不全により感染症に対する感受性が増す疾患群である。疾患の多様性・PIDには400以上の異なる疾患が含まれ、それぞれが異な...
感染症

【小児科医Blog:感染症】百日咳(pertussis)について

総論・百日咳(Pertussis)は、Bordetella pertussisという細菌の飛沫感染、および接触感染によって引き起こされる急性呼吸器感染症です。感染症法では第5類感染症全数把握対象疾患に分類されています。・この病気は非常に感染...
循環器

【2025年版】学校心臓検診ガイドライン徹底解説!小児科医が語る変更点と臨床での注意点

はじめに・本日は、私たち小児科医にとって非常に重要な「学校心臓検診」の最新ガイドライン、2025年版の改訂ポイントについて詳しく解説していきたいと思います。→下記リンクから、日本循環器学会HPで最新版のPDFをダウンロードできます!・今回の...
感染症

【小児科医Blog:感染症】麻疹(measles)について

こんにちは。小児科医のりんご🍎です。 最近、ニュースでも耳にすることが増えた「麻疹(ましん)」。別名「はしか」とも呼ばれますが、実はこの病気、小児科医の間では「最も警戒すべき感染症の一つ」とされています。「ただの熱が出る病気でしょ?」と思わ...
子育て

【小児科医Blog:育児】1児の父である小児科医の選ぶ、個人的な主観に溢れた絵本紹介

2025年3月8日 公開) ※2026年1月改定あり(現在娘2歳です)我が家の娘は現在1歳なのですが、まあ言葉の進みが早い。おしゃべりすぎて、ほんとに1日中喋って・歌って・踊って…。父と違って、陽キャまっしぐらです。そして、言葉をどんどん話...
放射線

【小児科医Blog:神経,放射線】小児中枢神経領域での画像診断+α

今回は、小児神経領域における、画像所見診断の+α的な内容をまとめていきます。知っておくと、いつか役立つかも?脳の成長髄鞘化の過程:Myelination process・新生児の脳は、まだ脳神経が未成熟な状態です。・つまり、髄鞘化が不十分な...
神経

【小児科医Blog】顔面神経麻痺(facial nerve paralysis)について:原因、症状、治療法のまとめ

総論・顔面神経麻痺は、顔面筋を支配する第VII脳神経(顔面神経)の機能障害によって生じる病態です。・顔の片側または両側が動かなくなり、笑ったり目を閉じたりする動作が困難になります。・小児では成人と異なる原因や特徴があるため、特に注意が必要で...
神経

【小児科医Blog:神経】水頭症(hydrocephalus)について

総論①髄液の通過障害、②髄液の吸収障害、③髄液産生亢進をきたす種々の基礎疾患により、脳室拡大を生じる病態を水頭症という。原因・水頭症は、先天性と後天性に分類される。先天性水頭症・先天性水頭症には、Monro孔や中脳水道狭窄に伴うものがある・...
神経

【小児科医Blog:神経】難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS)について

・難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS: Acute Encephalitis with Refractory, Repetitive Partial Seizures)は、極めて稀かつ深刻な小児の神経疾患です。・本疾患は、原因不明...
神経

【小児科医blog:神経】急性散在性脳脊髄炎(ADEM)について

定義・急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis:ADEM)は、急性〜亜急性に中枢神経症状が発症します。炎症性脱髄を病因とする疾患です。・行動変化や意識の変容を主体とする脳症症状を伴います。...
神経

【小児科医Blog:神経】自己免疫性脳炎(抗NMDA受容体脳炎)について

総論・自己免疫性脳炎は、自己の脳組織に対して免疫による炎症が起こっている病態です。現在、8種類以上の自己抗体介在性の脳炎/脳症が知られています(NMDAR抗体、MOG抗体、LGI1抗体、Caspr2抗体、GABAbR抗体、AMPAR抗体、G...
消化器

【小児科医blog:消化器】先天性食道閉鎖症(congenitial esophageal atresia)について

総論・食道閉鎖症は、出生時に食道が途中で途切れている状態を指す先天性疾患です。・この疾患は、胎生4〜7週頃に気管と食道が分離する過程で異常が生じることによって発生します。・発生頻度は約3,000〜5,000人に1人とされ、日本では年間約20...
救急

【小児科医blog:救急, ER, 薬剤】小児の心停止, 不整脈に用いられる薬物

最初に・薬物投与に際しては、静脈路確保が必要であるが、小児の場合は末梢静脈が細く、静脈路確保に難重することが多い。緊急時にはルート確保に時間をかけるべきではなく、迅速に静脈路を確保できない、もしくは困難が予測される場合は、速やかに骨髄路の確...
血液

【小児科医blog:血液腫瘍】好中球減少症(Neutropenia)について

総論・好中球減少症は、血液中の好中球絶対数(ANC)が減少した状態を指します。・一般的な基準として、ANCが1500/μL未満で好中球減少症とされますが、500/μL未満では感染リスクが高まり、200/μL未満では重症化しやすいとされていま...
消化器

【小児科医blog:消化器】十二指腸狭窄症(Duodenal stenosis)について

総論・十二指腸狭窄症は、小児における消化管閉塞疾患の一つで、先天性または後天性に発生します。・本疾患は十二指腸が異常に狭くなることで、胃内容物が正常に通過できなくなり、消化不良や嘔吐などを引き起こします。・先天性腸閉鎖疾患の中では、十二指腸...
血液

【小児科医blog:血液】自己免疫性溶血性貧血(AIHA)

総論・自己免疫性溶血性貧血(Autoimmune Hemolytic Anemia, AIHA)は、自己抗体が赤血球を攻撃することによって引き起こされる稀な疾患です。・本記事では、最新の研究や治療法を基に、AIHAの診断と管理について専門的...
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