神経 | ページ 2 | ゆるっと小児科医ブログ

神経

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神経

【小児科医Blog:神経】乳幼児期のミオクロニーてんかん

総論・ミオクローヌスは、顔面、体幹、四肢などに認める100mm秒以下の短い不随意の筋攣縮である・単独の筋群や特定のグループの筋群に生じ、片側性のものや両側性のものがあり、頻度としては単発のものや連続するものがある。・てんかんに関しては、発作...
神経

【小児科医blog:神経】胃腸炎関連けいれん

診断基準・明確な基準はないが、以下の基準を満たす場合、胃腸炎関連けいれんと診断される以下のすべてを満たすA. 胃腸炎症状が先行するB. 無〜低熱性けいれん(少なくとも1回は38度未満でけいれんが起こっている)C. 重度の脱水や低血糖、電解質...
神経

【小児科医blog:神経】緊張型頭痛について

Intro・原因はいわゆる末梢性であり、首や肩の筋肉の緊張により生じる頭痛・一方、慢性緊張型頭痛では末梢性というより、三叉神経に関連した中枢性の痛みとされる・片頭痛に比べると、日常生活に及ぼすほど強い痛みではないことも多いが、持続的に続く場...
神経

【小児科医blog:神経】小児の片頭痛について

Intro・脳血管の拡張により三叉神経が刺激され、痛みが生じると言われている。・頭痛が月に15日以上、3ヶ月を超えて起こり、少なくとも月に8日の頭痛は片頭痛の特徴を持つものは慢性片頭痛という。診断基準・前兆がある(14-30%)、前兆がない...
PICU

【小児科医blog】インフルエンザ脳症について:インフルエンザで「熱が高い」よりも怖いこと。小児科医が教える脳症のサインと予防法

こんにちは、小児科医りんご🍎です。今回は、インフルエンザ脳症についてをまとめていきます。「インフルエンザ=高熱が出る病気」と思われがちですが、本当に怖いのは熱そのものではなく、稀に合併する「インフルエンザ脳症」です。 発症すると進行が非常に...
救急

【小児科医blog:神経, 救急】頭蓋内圧亢進症について

症状・意識レベル低下・第3脳神経麻痺(瞳孔散大・不同、対光反射鈍麻)・呼吸パターンの異常・高血圧、徐脈・異常な運動反射・大泉門膨隆、頭蓋骨縫合線の離開・頭位拡大・乳頭浮腫・第6脳神経麻痺診断・頭蓋内圧20 mmHg以上・意識レベル:GCS8...
神経

【小児科医blog:神経】急性散在性脳脊髄炎(ADEM)について

総論・急性散在性脳脊髄炎(ADEM: acute disseminated encephalomyelitis)は、感染に伴う自己免疫機序が原因とされているが、詳細は不明である。・5-10歳前後の小児に好発する(平均発病年齢5.5歳)。・英...
救急

【小児科医blog:神経】急性脳症の病態と治療

急性脳症の病態は、主に3つに分類される。・代謝異常(ミトコンドリアのエネルギー産生異常)・全身性炎症(サイトカイン・ストーム)・興奮毒性(痙攣重積)以下に3つの病態ごとに特徴的な疾患と治療をまとめる。代謝異常・ミトコンドリアエネルギー産生異...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経】脳室周囲白質軟化症(PVL)について

総論・脳室周囲白質軟化症(PVL: periventricular leukomalacia)は、未熟児の低酸素性虚血性脳症(HIE)でみられる白質障害の代表的一型です。HIEについては以前のブログ記事参照です↓ 概念①早産児の脳室周囲白質...
検査

【小児科医blog:神経, MRI】脳炎/脳症の画像所見

急性脳症の総論的内容や具体的治療法については以前ブログ記事にまとめています。今回は、より具体的な検査について、主にMRI検査所見をまとめます。下記ブログ記事まとめ↓急性壊死性脳症(ANE:acute necrotizing encephal...
救急

【小児科医blog:神経, 痙攣, PICU, ER】小児急性脳症の治療について

・今回は、急性脳症の治療方法についてまとめます。・以前、小児の脳炎・脳症についてブログに記載したので、下記に示します。脳症の分類などについてまとめています。治療総論・原因が不明の場合、主に高サイトカイン血症が発症のベースにあると想定した治療...
発達

【小児科医blog:神経, けいれん, てんかん】後期乳児期(生後3-12ヶ月)のけいれん発作

総論・乳児期は発達上の変化がめざましく、けいれんが起きやすくなる年齢である。・脳が未熟であるため、発作は年長児に比べ非典型的である。・乳児期の主なてんかんには、難治性ではWest症候群、Dravet症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)、他...
神経

新生児期〜早期乳児(生後2ヶ月頃)のけいれん発作について

総論・新生児のけいれん発作は、中枢神経に異常をきたしている重篤な疾患を示唆する重要な徴候であるものと、生理的な反射であり観察のみで良いものとに分類される。分類微細発作異常眼球運動・水平性眼視・連続性瞬目・持続性開眼・眼球変位口舌頬部自動症・...
神経

小児の顔面神経麻痺について

病因・10歳以下における発症頻度は10万人あたり3人程度と多くない。・主な原因として、70%程度はBell麻痺、7%がRamsay-Hunt症候群、5%が外傷性、3%が中耳炎性、2%が腫瘍性との報告がある。そして10%ほどが先天性の麻痺であ...
新生児

【小児科医blog:新生児, 神経, 脳波, 発作】新生児の脳波, aEEGについて

新生児の脳波新生児の正常脳波①覚醒波(連続性パターン)・覚醒時、浅い睡眠(動睡眠、REM睡眠)時に脳は活動が連続的に出現する。②睡眠波(交代性パターン)・深い睡眠(静睡眠、non-REM睡眠)時に高振幅波と低振幅波が4-8秒ごとに交互に出現...
神経

【小児科医blog:神経, けいれん, 薬剤】ミダゾラム口腔用液(ブコラム)について

総論・ブコラムは、生後3ヶ月から18歳未満のお子さんの『てんかん重積状態』に投与する薬剤です。・介護者の方などが、家庭で投与することもできます(生後3-6ヶ月のお子さんの場合は、医師のもとで投与を行います)。投与量3ヶ月~1歳未満:2.5m...
新生児

【小児科blog:神経, 新生児】神経管閉鎖不全(二分脊椎, 脊髄髄膜瘤)について

神経管閉鎖不全とは?・胎生3-8週の神経管形成時期に脊椎や脊髄の形成が障害されることにより生じる病態。・脊椎の構成要素である椎弓や椎体の形成不全により、脊椎管が開放した状態を二分脊椎という。・二分脊椎の状態で症状が出現している、または症状が...
小児

【小児科医blog:神経, 薬剤, 成人期移行】抗てんかん薬の内服治療について

今回は抗てんかん薬についてのまとめです。てんかん自体については、以前の記事でまとめてます。治療のポイント・2回以上の発作で治療を開始し、発作型分類を念頭に、症候群診断、長期的予後を推定し、副作用、患児の年齢と性別、併存症に配慮した薬剤選択を...
感染症

【小児科blog:感染症, 神経】無菌性髄膜炎, ウイルス性髄膜炎について

疫学・年齢別の報告数では0歳が最も多く、14歳以下の小児が全体の50-70%を占める。・原因としてはエンテロウイルスが最多で、起因ウイルスが同定されたものの内、55-90%を占める。・他にパレコウイルスの流行も多く、エンテロと合わせると夏を...
小児

【小児科医blog:神経・難病】SMA(脊髄筋萎縮症)について

定義・脊髄の前角細胞の変性による筋萎縮と進行性の筋力低下を特徴とする疾患病因・原因遺伝子は5番染色体長腕5q13に存在するSMN(survival motor neuron)遺伝子の異常で、常染色体劣性遺伝である・SMNタンパクをコードする...
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