感染症 | ページ 4 | ゆるっと小児科医ブログ

感染症

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感染症

【小児科blog:消化器, 外科, ER】急性虫垂炎について

病態・糞石や、粘膜〜粘膜下層の腫大したリンパ組織、屈曲が虫垂内腔を狭窄・閉塞し、盲端側の内圧上昇を引き起こし発症の機転となる。そして腸内細菌が増殖し急性炎症を起こす。・周囲腸管の炎症が虫垂に波及する場合もある。・4歳以上、徳に10代前半に多...
感染症

【小児科blog:小児, 感染症】ヘルパンギーナ(エンテロウイルス)について

いわゆる「夏風邪」の小児の代表格、ヘルパンギーナが2023年夏に大流行しています...。どこの小児科もヘルパンギーナが大暴れしており、医療ひっ迫状態となっています。このやっかいな疾患について、今回はまとめていきます。総論・夏季に乳幼児に流行...
感染症

【小児科医Blog:感染症】ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)について

今回は、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome: SSSS)についてまとめます。疑う特徴は・5歳未満の開口部(眼・鼻・口・尿道・肛門)や擦過部(特に腋窩)の熱傷様発疹・皮膚は赤...
感染症

【小児科blog:感染症, 腸管, 嘔吐・下痢】急性胃腸炎への対応について

病態・便性異常(軟便もしくは水様性便など)が24時間以内に3回以上、または通常の便の倍の回数以上、または通常の倍以上の量出る鑑別のポイント〜細菌性vsウイルス性〜ウイルス性胃腸炎・性状は水様性下痢・腹痛は比較的軽度・発熱はなし〜微熱対応・対...
感染症

【小児科blog:NICU, PICU, ER, 集中治療】CVカテーテル関連血流感染症(CRBSI)について

カテーテル関連血流感染症(CRBSI)・「Clinical Infectious Disease 血管内カテーテル関連感染症の診断と治療に関する実践的臨床ガイドライン(2009)」に治療方針がまとめられています。診断基準①末梢血培養とカテー...
感染症

【小児科医blog:新生児, 検査】新生児の腰椎穿刺

今回は、髄液を採取することで髄膜炎や頭蓋内出血などを検索する目的の検査、腰椎穿刺の手順などについてまとめます。適応・中枢神経感染症が疑われるとき・くも膜下出血が疑われるとき・出血後水頭症の減圧を試みるとき・代謝疾患の診断目的この中でも、中枢...
小児

【小児科医blog:感染症,抗菌薬】溶連菌の評価スコアリングについて

鼻汁も咳嗽もなく、咽頭痛だけある発熱....といえば溶連菌が代表的な疾患, common diseaseの一つですね。溶連菌は, A群β溶血連鎖球菌(GAS: group A streptococcus)は小児の咽頭炎の2-3割を占めるとも...
感染症

【小児科blog:感染症, 神経】無菌性髄膜炎, ウイルス性髄膜炎について

疫学・年齢別の報告数では0歳が最も多く、14歳以下の小児が全体の50-70%を占める。・原因としてはエンテロウイルスが最多で、起因ウイルスが同定されたものの内、55-90%を占める。・他にパレコウイルスの流行も多く、エンテロと合わせると夏を...
呼吸器

【小児科医blog:新生児, 感染症, RSウイルス感染症】パリビズマブ(シナジス)について

Introduction・パリビズマブはRSウイルス感染予防のためのモノクローナル抗体である・RSウイルスの流行期に、4週ごとに筋肉内投与をする・予防接種ではないので、他の予防接種と並行して投与可能である投与方法・筋肉内注射・投与量(mg)...
感染症

水痘・帯状疱疹ウイルスについて

Introductionワクチンの普及で減少してきたウイルス疾患です。頭・顔面に熱と同時に皮疹が出現し、その後水疱・痂皮化する疾患です。抗ウイルス薬もあり、しっかり診断していきたいですね。分類・水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV:varicel...
感染症

サイトメガロウイルスについて

特徴・サイトメガロウイルス(CMV)はヘルペスウイルス科、βヘルペスウイルス亜科、サイトメガロウイルス属に分類されており、ヒトヘルペスウイルス5(HHV5)としても知られる。・いったん感染したら、宿主の免疫状態次第で再活性化するというヘルペ...
感染症

風疹について

疫学・日本では2012-2013年の成人男性を中心とした流行以来、患者数は減少傾向にあったが、2018年から再び流行が見られている。・先天性風疹症候群は2012-2014年は45例の報告あり。2019年には4例、2020年には1例の報告。感...
感染症

【小児科医blog:感染症】麻疹(measles)について 

総論・麻疹は空気感染し、重症化しやすい感染症です。・新型コロナウイルス感染症と同様の5類感染症ですが、感染力に関しては、コロナよりかなり強いウイルスです。・最近、本邦でも国内感染の報告例が多発しており、麻疹の症状経過、検査方法については、全...
感染症

【小児科医blog:感染症】ノロウイルス感染症について

今回は、小児胃腸炎の原因として最多を占める、ノロウイルス感染症についてまとめます。微生物学的診断にこだわる必要はなく、あくまで胃腸炎と診断すれば、治療・感染対策は大きく変わることはありません。しかし、もちろん胃腸炎の診断に拘泥することなく、...
感染症

【小児科医blog:感染症】ロタウイルス胃腸炎 (Rotavirus gastroenteritis) について

疫学・本邦では3-4月に多い。米国では12-4月に多い。・一方、熱帯気候では季節性ははっきりせず、涼しく乾燥した時期に多い。・乳幼児の急性胃腸炎の主要な原因ウイルスであったが、2種類のロタウイルスワクチンが日本では2011年11月、2012...
小児

原因不明の発熱について

疾患概念・原因が不明の発熱は持続期間やパターンにより、臨床的には4つに分類される。有病   期間臨床的な分類原因数日熱源不明の発熱(fever without localizing signs)尿路感染症、潜在性菌血症、ヘルペス系ウイルス感...
小児

溶連菌感染症について

溶連菌は、咽頭炎の原因として代表的な感染症です。咽頭炎を診察で認めた場合は鑑別としなければならない感染症ですが、今回はこの溶連菌についてまとめます。①頻度・2-10歳に多い。・5歳以上では発熱と咽頭痛があれば積極的に検査・5歳未満では、周囲...
呼吸器

クループ症候群について

総論クループ症候群とは、急性に上気道の閉塞をきたす疾患の総称です。急性感染に伴うほとんどの上気道閉塞はウイルスが原因であり、クループといえば、通常、ウイルス感染に伴う急性喉頭気管気管支炎のことを指します。そのほか、細菌感染による急性喉頭蓋炎...
小児

プレセプシンについて

総論 可溶性CD14分子(sCD14:soluble CD14)のうち、13kDaの可溶性CD14サブタイプが「プレセプシン(presepsin:P-SEP)」と命名され、敗血症の診断に用いられている。感染に伴って好中球等による貪食が起こる...
小児

プロカルシトニンについて

総論プロカルシトニンは116個のアミノ酸からなるポリペプチドであり、カルシトニンの前駆体として甲状腺のC細胞で生成される。正常な代謝状態では血中には放出されない。感染の発症から上昇に転じるまでの反応時間が2-4時間、よって感染の初期では偽陰...
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